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ヒーロー ページ13

「おい、どうした?!」




数分後、計画通りもう1人の男が慌てて部屋に入ってきた。扉の裏に隠れていた私は男を背後から蹴り飛ばし、拳銃を突きつける。
 



「な、なんだお前っ、」




恐怖に染まった男に笑顔を向ける。




『今からする質問に正直に答えて。…返答次第では間違えて撃っちゃうかもしれないから、言葉には気をつけてね』



我ながら、悪役みたい台詞だ。




『ちゃんと答えてくれたら、逃がしてあげる』




そう言うと男は「わかった!!わかった、答える!」と力強く頷いた。



まぁ嘘だけど。残念なことに、あんたはボスの元に連れていかれて、その後警察行きだよ。




『クロウとの関係は?』

「クロ、ウ?……なんだ、それ……知らないっ」




……奴ら、名乗っていないのか。この状況でこの男が嘘をつくとは考えにくい。…まぁいい。



『あんたが今日金持ちに飲ませようとしていたドラック。それ、どこから手に入れたの?』

「っ、そ、それはっ。」



動揺し視線を泳がせる男の額に銃口を押し付けた。



「ひぃっ、」と震える男に「吐け」と追い討ちをかける。



「女が突然声をかけてきてっ!ドラックを渡されたんだ…っ、それからずっとその女から買ってるっ」


……女?

もしかして……。

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おゆき(プロフ) - meさん» ただいまです!お待たせしてしまってすいませんでした。ありがとうございます!また少しずつ更新していくので、見ていただけると嬉しいです! (2021年5月18日 18時) (レス) id: 1843c20691 (このIDを非表示/違反報告)
me(プロフ) - おかえりなさい。また公開してもらえて本当に嬉しいです。無理だけはしないでくださいね! (2021年5月18日 12時) (レス) id: 47178bfabc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おゆき | 作成日時:2020年11月13日 14時

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