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「ほら、あっちにいる。たっちゃん！」
「あぁ、ヌートバーか！」
聞き馴染みのないあだ名に首を傾げていると、今回は侍ジャパンの通訳として帯同している水原さんが、新メンバーのヌートバーを連れてきてくれた。
「はい、Aちゃん、この子がヌートバー。[ヌート、彼女は今日から合流したトレーナーだよ]」
「[こんにちは、ヌートバー。貴方みたいな素敵な選手と一緒にやれるのを楽しみにしてたの]」
「[こちらこそ！僕もすっごく楽しみにしてたから是非よろしくお願いするよ！優勝目指して頑張ろうね]」
うわ、眩しい……。なんだろこの感覚。あれだ、新人キャンプで挨拶してる時と同じやつだ。若くて眩しい子に色々吸い取られてる気分になるあれ。
「[短い間だけど、困ったことがあったらなんでも相談してね。いつでもサポートするから]」
「[ありがとう！]」
どうやら既にチームメイトから愛されている様子のヌートバー。今回私が栗山監督に呼ばれた理由のひとつでもあるのだけど、どうやら全く問題なさそう。まぁ今日、翔平くんも合流して話せる相手も増えたし、ヌートバーとしても安心だろう。
「すご、Aさん英語喋れるんや」
「馬鹿にされてる？これでも大卒なんだけどな」
「俺、大卒だけど無理」
「それはあれだね、源田くん。高等教育の敗北だね」
まぁ、私のは留学とか入ってるからちょっと高等教育からはズレてるかもしれないけど。あとチームに外国人がいると練習相手になってくれるから英語力が衰えることもないのよね。いい職場だ。
「ヌートと話せたし、あとはダルさんに挨拶して、それでメジャー組はいいかな。あとはちょこちょこ若い子と話しておきたいな」
「え、俺、メジャー組だけど声かけられてないです」
「翔平くんは元気そうだからそれでいいです」
「あとあれでしょ？ベイスターズの2人」
「あ、忘れてた。てか、準備って今更私があの2人にすることなんてないよね」
「ベイスターズはAさんが大好きやからなぁ」
守備よし足よし打ってよしの二遊間に、ほらと指さされた先には何故かこっちを見てきている牧くんと今永くん。どうしたどうしたと思いつつも手を振れば、満足気に笑って部屋を出て行った。
「……一体なんだったの？」
そんな私の疑問には誰も答えられず、同年代みんなで揃って首を傾げる羽目になった。
(結局、あれなに？)
(……ファンサ？)
(ベイスターズやば)
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Lemon!?(プロフ) - haruさん» 安心しました！わざわざごめんなさい…。ご迷惑お掛けしました💦 (1月17日 2時) (
レス) id: 1d8fe9d267 (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - Lemon!?さん» Lemon!?さん、コメントありがとうございます。 お話の類似性に関して、お相手の方ともご相談させていただきまして、パクリなどの事実はないと仰っていただき、既に解決しておりますので、ご安心ください。また、同一人物ではなく、違う人間が書いた作品になります。 (1月17日 0時) (レス) id: 291223792e (このIDを非表示/違反報告)
Lemon!?(プロフ) - ↓どちらがパクリなのかわからないんですけど💦 (1月13日 3時) (レス) id: 1d8fe9d267 (このIDを非表示/違反報告)
Lemon!?(プロフ) - コメント失礼します！あの、レイエンさんという方の令和のヘタレ投手2という作品でharuさんが書かれた奢って二刀流というお話と全く同じようなのが投稿されているんですが、もしかして同一人物だったりします？もし違ったらパクリなのかなと思いまして💦 (1月13日 3時) (レス) id: 1d8fe9d267 (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - 芝原瑞果さん» 芝原瑞果さん、ありがとうございます！ リクエストありがとうございます！牧くんの時差ボケ話も書ければと思っているので、気長にお待ちいたたければ……🙏 ちなみにベイスターズ選手はみんな大好きなんですが、特に山崎康晃選手と今永選手が大好きです！ (2023年3月24日 0時) (レス) id: 291223792e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：haru | 作成日時：2023年3月13日 23時
