【HQ】彼の前で狸寝入りをしてみた結果【青城・伊達工】 (ページ9)

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国見くんの反応ページ9

国見くんが部活後に体育館の片づけをしていたので、終わるのを待っていました。

ちょっとした悪戯心が働いたため、狸寝入りをして彼の反応を見てみることにしました。

【検証】

「何してんの。」

片づけが終わり、一目見た瞬間に呆れ声を出す彼。

「授業中居眠りしてるくせに、まだ寝るの？」

うるせーよ、と思わず言い返しそうになりましたが、ここはぐっと我慢。

「はぁ・・・。」

ため息をついた彼が、隣に来たと思ったら、

『寝たふりばれてるから。忘れ物したから教室行く。くだらないことしてないで早く来て。』

うん。なんとなく彼には、ばれる気がしていたよ。

【まとめ】

・ばれています。

・一目見た瞬間に分かったそうです

・さすが居眠り常習犯

【ネタばらし】

「国見さーん、来ましたよー。」

少し不貞腐れながら教室へ入ると、机に伏せている彼の姿を発見。

「いや、さすがに騙されないよ。」

仕返しって分かってんだよバーカ。
そう言ってやろうと思い、彼に近づいたのですが…

「Zzz･･･」

「え、ほんとに寝てる？！あの短時間で！？」

彼から寝息が聞こえたので、思わず叫んだ私。
寝てると分かったので、前の席に座って彼を観察してみました。

「うーん。寝てればカッコいいのになぁ・・・」

「ふーん、俺のことかっこいいって思ってたんだ。」

彼の声が聞こえたと同時に、いきなりぐいっと手首を掴まれて、気がつけば目の前には彼の顔のドアップが。

「狸寝入りはこうやってするの。分かった？」

「へ、あ、は、はい･･･」

驚きすぎて、普通に返事をしてしまいました。
その間になぜか、彼は自分の机の上に座っていて

「はい、じゃあ俺を騙したお仕置きー。」

ちゅというリップ音が聞こえたのは一瞬で。

「それとも、Aの悪戯を見抜いた俺のご褒美ってことにしとく？」

クスッ、と笑った彼に抱き上げられると、そのまま机に押し倒されました。

「まあどっちにしろ、"いただきます"」

無気力？？いやいやとんでもない。彼も健常な男子高校生です。