【HQ】彼の前で狸寝入りをしてみた結果【青城・伊達工】 (ページ3)

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岩泉くんの反応ページ3

岩泉くんが、部活後に体育館の片づけをしていたので、終わるのを待っていました。

ちょっとした悪戯心が働いたため、狸寝入りをして彼の反応を見てみることにしました。

【検証】

思いっきり床にごろーんと寝転がってみました。

「すまねぇ。今終わ･･･」

当たり前ですが、すぐに見つかりました。

「何、転がってんだ･･･って、おまっ！寝てんのかよ！」

私の横にしゃがむと、何かを考えている様子の彼。

「まあ、今日はよく働いてもらったしな。クソ川のせいで。」

ああ。及川ガールズ(勝手に命名)からの、及川さんへのプレゼント受付係のことですか？あんなんちょろいっすよ。ただ受け取ればいいんですから。

「今日だけは、居眠り許してやる。」

そう言って、自分が着ていたジャージをそっとかけてくれました。そして、ふっ、と微笑んでひとこと。

「なんか、こーいうのいいな。」

【まとめ】

・ばれていません。

・自分のジャージににくるまっているAさんに、ときめいたようです。

・岩ちゃんが純粋でよかった。いや、本当に良かった。

【ネタばらし】

「ふふっ、あったかい。岩ちゃん先輩の匂いがする…」

目を瞑ったまま言ってみました。

「お、お前起きてねぇよな？？寝言だよな…？」

「そうですよー。寝言ですよー。」

「そうか。よかった。」

ああ、この先輩実は少しバカなのかな、と思ったところで、頭に思わぬ激痛が。

「いったーーっ！！」

「寝言で会話できるやつがいるか！早く起きやがれボケ！！」

「分からないじゃないですか！会話できる人もいるかもしれないでしょ！！」

売り言葉に買い言葉ってこのことですよね。

「つーかお前、よくも俺を騙してくれたな。」

「ええ。」

反省ですか？するわけないですよね(笑)

「そうか。そっちがその気なら、」

おーっと？？

「こっちにも考えがある」

「えっと、先輩？？」

「さあーこっから、どうすっかな…」

寝転んでいたわたし。男の人の力に抵抗なんて、出来るわけないですよね。つまり、そのまま彼が覆いかぶさってきたわけで…

「先輩っ、近いッ！！」

「んー、まぁ、近くしてんだから、当たり前じゃね？」

ここからどうなったかは、Aさんと、岩泉さんだけの秘密…