【HQ】彼の前で狸寝入りをしてみた結果【青城・伊達工】 (ページ15)

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茂庭くんの反応ページ15

茂庭くんが部活後に体育館の片づけをしていたので、終わるのを待っていました。

ちょっとした悪戯心が働いたため、狸寝入りをして彼の反応を見てみることにしました。

【検証】

「A、片づけ終わったぞ！って…おい、寝てんのか？」

私の隣に座って顔を覗き込んでくる彼。

「起きろよー。鍵閉めるぞ。」

両手をメガホンにして少し大きめの声で促されました。
もちろん、起きるつもりはありません。

「ふぁあ･･･。起きろ、よ･･･」

何回か起こそうとしてくれた彼に異変が。
あくびをし始めましたよ？
そして、その数分後・・・

「Ｚｚｚ･･･」

「あれ、茂庭くん寝ちゃった･･･、うーん、なんか私まで眠く･･･Ｚｚｚ」

【まとめ】

・ばれていません。

・Aさんも本気で寝てしまいました。

・あれ？なにやら周りが騒がしくなってきました。

【ネタばらし】

目を覚ますと目の前で、鎌ちと二口が仲良く会話をしていました。その会話の内容と言うのが、

「いやーこれは、いいもん撮れましたね、鎌先さん！」

「茂庭とA、やべーな(笑)忘れ物してラッキーだったな(笑)」

「珍しく鎌先さんと同意見です」

「「え？」」

「ほら」

してやったり顔の鎌ちに見せられた画面には･･･

「ああああ！！！」

「ちょ！ちょ、ちょい！！」

幸せそうに眠る茂庭くんと彼の肩にもたれて眠る私の姿が。
思わず顔が赤くなってしまいました。

「ひゅーひゅー！」

「いつから付き合ってるんですか？」

「つ、付き合ってな･･･」

思わず否定しようと口を開いた瞬間、茂庭くんにぎゅっと抱きしめられました。
後頭部をポンポンと撫でられた後、

「今日中に俺のものにするつもり」

というまさかの告白宣言が。

もちろん二人には死ぬほど冷やかされたけど、いつもちょっぴりヘタレ気質な彼がかっこよく見えたのは、私だけの秘密。