溝口コーチの反応 ページ11
更新が1週間ぶりになってしまい、申し訳ありませんでした(T ^ T)
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コーチと二人で部室の片づけをしていました。
コーチが職員室に用事があるようなので、戻ってきたときの反応が見たくて、狸寝入りをしてみました。
【検証】
「は？A寝てんのか？」
わたしの元へやってきて、肩をたたくコーチ。
「おい、早く起きろよ。鍵閉めんぞ」
そんな簡単に起きるわけないじゃないですかねぇ。
「ったく…」
呆れ声を出した後、よいしょ、と私を抱き上げて部室に運んでくれた彼。ソファの上に寝かされました。
「結構可愛い顔してんだよな、こいつ」
私を見て、ふっ、と笑うと最後に一言。
「あーあ、こいつが学生じゃなかったらな。」
【まとめ】
・ばれていません。
・大人なようで、少し少年っぽい考えのコーチです。
・ネタばらしが楽しみです
【ネタばらし】
「いわゆる禁断の恋ですか？」
「は、はぁ！？！？」
目をつむったまま、そう言えば、ああ、なんて思った通りの反応なのでしょう。
「コーチでもそういうこと考えるんですね。」
「おまっ！な、お、起きてたのかよ！」
「ええ、バッチリ最初からずっと起きてました」
コーチ、怒りと焦りが隠せていませんよ。
きょとんとするコーチをよそに私は話を続けました。
「それを踏まえた上で言うんですけど。」
「なんだよ」
耳元に唇を寄せて…
「寝たふりは、こうなることを狙ってやったって言ったら怒りますか？」
その言葉を聞いた瞬間、彼に覆いかぶされて。
「覚悟しとけよ。俺、途中でやめるとかそんな思考持ってねーからな。」
「そんなこと、前から知ってます。」
「そーかよ(笑)おまえにはなんでもお見通しってか。」
「当たり前ですよ。ずっと見てたんですから。」
そう言ってニッコリと笑ってみると、いきなり上からキスが降ってきて。
「じゃあ、俺が暴いてやる番、だな」
さあ、禁断の恋のはじまりはじまり
(フォロワー様からリクエストをいただきました、溝口コーチでした。)
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作者名：和紗
| 作成日時：2016年4月19日 20時
