＿＿小悪魔 3 ページ34
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o side
収録で手の甲にキスされてたあいつ。
それだけでも、我慢できないってのに
なんだあの小悪魔は。
それこそ、抑え効かないっての。
明日は、朝が早いから
キスだけにしとこうって思ってるのに
あのまま一緒にいたらダメだ。
ソファに座り、釣り雑誌を見ながら
気を紛らわすことにした、
のに、
「ちょ、翔くん！？」
気づけば、近くに来ていて
膝の上に乗り込んできた。
「智くん、ごめん。」
小さな声で、呟く翔くん。
「、どしたの？」
なんで謝るの。
何にも悪いことしてないでしょ？
「だって、素直じゃなかったから。」
「え？」
「智くんに意地悪しちゃったから。」
出てきた言葉はなんとも可愛い答えで。
「なんだ、そんなこと。」
「、怒ってないの？」
「全然。」
翔くんの大きな目がくるりと動いて
真っ直ぐに俺を見つめてくる。
「じゃ、なんで出て行ったの？」
ああ、もう。
やっぱり翔くんには勝てないな。
「俺さ、我慢してんの、今。」
「我慢？」
なんの？とでも
言いたそうな顔を向けられて。
「俺、翔くんとあんなひっついてると
キスだけじゃ足んなくなんの、」
わざと耳元で囁けば
ぴくんと身体を反応させる。
かわいいな、ほんとかわいいわ、このこ。
「＿＿、よ。」
「ん？」
聞き取れなくて、もう一度聞くと。
「いいよ、今日。」
聞こえてきたのは
我慢してた俺の彼への欲を
いとも簡単に解くものでした。
(はぁ、っも、やだ、)
(や、じゃないでしょ)
(ふふ、かわいい)
(みみ、やめて)
(やだよ、かわいいもん)
(っ、いじわる。)
素直じゃなくて、ちょっぴり小悪魔な彼は
優しくて、ちょっぴり意地悪な彼に
愛し、尽くされ
そのまま夜が更けていく＿＿＿＿＿
end.
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もふ(プロフ) - 星羅*さん» 星羅*さんありがとうございます！最近、自然に手が進んでお話作りが楽しいんですよね(*´∀｀)私の好きなふたりを込めたお話なので、読者様に楽しんでいただけてるのか不安だったのですが星羅*さんからコメントをいただけて凄く嬉しいです。暖かい言葉に感謝します(*´｀) (2019年1月17日 23時) (
レス) id: 7f28c40749 (このIDを非表示/違反報告)
星羅*(プロフ) - もふさん、こんばんは♪近日、更新される頻度が多くてとても嬉しいです♪ 癒しをありがとう御座います！寒い日が続いておりますが、御無理なさらずにお身体に気を付けて下さいね＾＾ これからも楽しみです♪ (2019年1月17日 20時) (レス) id: 9c00a2b6a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もふ
| 作成日時：2019年1月10日 18時
