＿＿飴玉 4 ページ28
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o side
隣で眠る、彼の手を握り
朝を上げた、飴玉を思い出す。
効いたかな、いや
眠くなるってことは効いてんだよな。
今朝、翔くんにあげた飴玉は
ちょっぴり夜の手伝いする成分が入ってるやつ。
副作用で、眠くなるんだって。
だから、本格的に効いてくるのは
家に帰ってからのはず。
相葉ちゃんは知ってんの。
だって、探してくれたのは相葉ちゃんだし
苺味が1番効くってことも知ってる。
楽屋の片隅でふたりのやりとり聞いてて
顔が緩んだのは翔くんには内緒。
「大野さん、着きましたよ。」
マネージャーの声が響いて
隣の翔くんを起こす。
「 翔くん、翔くん。」
声を掛けると、小さく身動いて
俺の胸元に擦り寄る。
「、まだねる、の。」
甘えた声を出して、俺の首に腕を回す。
その時、翔くんの甘い匂いが強く香って。
遂に効果が出てきたみたいだ。
これ、耐えられっかな、俺。
「翔、ここ車の中だよ。」
そう、まだここは車の中で
マネージャーだっているんだ。
「、わかった。」
やけに素直に起きた彼。
なぁ、なんでそんな顔赤いの？
「翔？」
「もう、それやめて。」
「なんで？」
俺が��翔��と呼び捨てで呼べば
体が反応して
「ふっ、翔、かわいいな。」
耳元に息を吹きかけながら言えば
ぷるぷる震え出した翔くん。
あー、もう
可愛すぎて、やばいかも。
「大野さん。」
凛としたマネージャーの声が聞こえて
前を見れば、呆れた顔を向けていて
「それから先は家の中でお願いします。」
そう言われちゃ、仕方ない。
飴玉の作用と、さっきのせめで
動けなくなってる翔くんの手を握って、車を降りる。
「では明日、10時頃に迎えにきますからね。」
やけに強くしっかりと伝えられて
そのままマネージャーは去っていった。
さぁ、どうしよっか。
「翔くん、手、あっちぃ。」
「智くんだって、でしょ。」
熱を持った目を隠すことなく、見つめて。
なんで翔くんって俺より背が高いくせに
上目遣いになっちゃうの？
「部屋に行こっか。」
「、ん。」
お互いに
期待すること望むことは、ただひとつ。
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もふ(プロフ) - 星羅*さん» 星羅*さんありがとうございます！最近、自然に手が進んでお話作りが楽しいんですよね(*´∀｀)私の好きなふたりを込めたお話なので、読者様に楽しんでいただけてるのか不安だったのですが星羅*さんからコメントをいただけて凄く嬉しいです。暖かい言葉に感謝します(*´｀) (2019年1月17日 23時) (
レス) id: 7f28c40749 (このIDを非表示/違反報告)
星羅*(プロフ) - もふさん、こんばんは♪近日、更新される頻度が多くてとても嬉しいです♪ 癒しをありがとう御座います！寒い日が続いておりますが、御無理なさらずにお身体に気を付けて下さいね＾＾ これからも楽しみです♪ (2019年1月17日 20時) (レス) id: 9c00a2b6a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もふ
| 作成日時：2019年1月10日 18時
