『未来屋』 -僕らの未来- 2 (ページ5)

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深澤｢こ､これは……｣

ふっかに食事制限はない｡

イコール､どんな辛いものでも大丈夫ってこと｡

岩本｢俺の同僚の知り合いがふっかのために作ったw｣

深澤｢遠いな｣

まぁ､シゲの知り合いだから…もしかしたら鬼かもしれない｡

なんか台湾からの帰国子女らしく､感覚が麻痺してるんだとか｡

深澤｢これ…本当に大丈夫…？真っ赤だよ…？｣

岩本｢その友達は普通に食べれたらしいから､体に害はないって｣

深澤｢…俺…今日が命日になるかも｣

岩本｢縁起でもないこというなよ｣

ブツブツ言いながらも､ふっかは一呼吸置いてから､赤い物体を口に運んだ｡

深澤｢ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ‼‼｣

岩本｢ふっか⁉⁉｣

咳き込みだしたふっか｡

え､もしかして本当に……

深澤｢ｺﾞﾎｯ…あーーーー‼‼‼やばいやばいやばいやばい‼‼‼‼‼‼｣

慌てて近くにあった水を飲みだしたふっか｡

深澤｢何これ⁉⁉ほ､本当に食べ物⁉⁉｣

涙目になりながら､口をパクパクしてる｡

よかった……

岩本｢ふっかもう一口いったら？ww｣

深澤｢ムリーーーーー‼‼‼‼‼‼｣

岩本｢えーせっかく作ってくれたのにww｣

深澤｢無理なものは無理なのーー‼‼｣

ふっかの声が大きすぎて､あとで看護師さんに怒られたのは言うまでもない…w

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