『未来屋』 -僕らの未来- 2 (ページ4)

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岩本｢んー…今日は何にする？｣

ふっかの病室に通うのも､だいぶ慣れてきた｡

最初は仕事帰りでクタクタだったから正直きつかったけど…

慣れって怖いな｡

深澤｢えーっと…あ､これ‼‼｣

岩本｢ん？どれ？｣

ふっかが差していたのは､”タピオカ飲んでみたい”｡

深澤｢タピオカが何かわかんねぇーけど…｣

岩本｢じゃあなんで飲みたいって思ったんだよww｣

深澤｢病院にいても､流行はわかんだよ‼｣

岩本｢はいはいwじゃあ買ってくるね｣

味は聞いてもたぶんわかんねぇーだろうなw

とりあえず､定番のミルクティーとかにしておこう｡

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深澤｢おー…これがタピオカ…？｣

俺が買ってきたタピオカをまじまじと見つめるふっか｡

岩本｢これの黒いのがタピオカ｣

深澤｢…なんかあれみたいだな…カエルの卵｣

岩本｢おいおいww｣

深澤｢中庭とかでたまに見る｣

岩本｢卵じゃねぇから｡キャッサバっていう芋だよ｣

深澤｢ぇ､芋なの⁉見えねぇー｣

岩本｢飲んでみろよwめっちゃ美味いから｣

顔をしかめながら恐る恐るストローを口につけるふっか｡

深澤｢え､うま｣

岩本｢wwwww｣

ごくごくタピオカを飲むふっか｡

口にタピオカ含んでるから､リスみたいになってた｡

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