Painting Life －HSJ story－ (ページ23)

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八乙女先輩の苦悩ページ23

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｢あぁぁぁああぁぁ……｣

俺たち1年が入学して2週間経つ頃､突如放課後の美術室に響いたうめき声｡

それはいつものような聞き慣れた感じではなかった｡

涼介｢どーしたんですか…八乙女先輩？｣

そぅ｡

声の主は八乙女先輩｡

基本的にうめいてはいるんだけど…新しいパターン｡

光｢いやぁ～…なんか…悲しくなってきてさぁ…｣

八乙女先輩にも､"悲しい"って感情あったんだー｡←

光｢今さ…大ちゃんと伊野尾描いてんのよ｣

この人サラッと凄い事言ったよ｡

光｢…何故か……伊野尾が大ちゃんを殺しちゃったのぉぉぉぉ!!!!(泣)｣

おーまじか｡

慧｢え､まじで～？俺､大ちゃん殺しちゃうの～？｣

大貴｢えぇー!!伊野ちゃん…俺の事そんなに嫌いだったの…？｣

え…何これ？

慧｢…何言ってるの大ちゃん…？そんなわけないじゃん!!昨日の夜も言ったよね!?…俺は……大ちゃんの事が大好きだよって…っ…｣

昨日の夜って何!?

何か怖いんですけど…(汗)

大貴｢…どーせ…昨日の言葉も全部嘘だったんだろ!?!?そんな言葉…誰だって言えんじゃねーかよ｣

…なーんか､凄い設定｡

もはや設定じゃないように思えてくるわ｡

大貴｢…ほら……黙るって事はそーゆーことなんだろ？ふざけ…｣

慧｢大貴!!!!｣

グイッ……ギュッ…

涼介｢わーお｣

慧｢ふざけてるのはお前の方だ!!俺には…大貴しかいない｡だから…っ!!……そんな事言わないで…｣

大貴｢……慧…っ……ごめんね…｣

慧｢大貴…愛してるよ…｣

大貴｢お…おれ…っ…も……｣

何この茶番｡←

いろいろ凄いんですけど｡

裕翔｢はい､OKです!!!!良い絵が撮れました!!｣

涼介｢ゆーてぃ何やってんの｣

裕翔｢今の全部録画してたの♪｣

物好きだ｡

大貴｢て事で､ひか？俺たちは死なないから大丈夫だよ!!^^｣

光｢いやいや､意味わかんねーわ｣

　