『スノードロップ』 -希望への道-

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ｶﾞﾁｬｯ




⁇｢お､目黒が下にいるとか珍しい｣




なんか声がするけど､目黒に抱きつかれて､すっぽりと覆われてるから周りが見えない




照｢あ､潤くん｡おかえりなさい｣




どうやら”潤くん”という人が帰ってきたようだ




潤くんは買い物に行っていたのか､袋からものを出す音がする




いや､潤くんって誰？




宮舘｢潤くん｡昨日からここに来てくれてる阿部亮平｣




松本｢え？どこ？｣




照｢目黒の下｣




足音が近づいてくるから､潤くんがこっちに来てるのかな？




松本｢あ､いた｡俺､松本潤｡ここの料理担当｣




阿部｢あ､どうも……阿部亮平です｣




何で俺この体制で挨拶してんの




松本｢阿部くんは､来て早々､目黒の餌食になったのか？｣




照｢そんなとこ｣




阿部｢餌食って…てか誰か助けてよ…｣




宮舘｢まぁまぁ…子どもなんだから妥協してやって｣




阿部｢子どもって…目黒いくつなの？｣




宮舘｢15歳｣




阿部｢待って､中学生なの⁉｣




宮舘｢通ってたらな｣




怖すぎるんだけど




最近の男の子ってこんな成長早いの？




犬と同じじゃん




目黒｢んっ……あべ…くん…｣




阿部｢あのー…ちょっとくすぐったい…｣




照｢目黒離れろ｡阿部､苦しそうだから｣




困ってる俺を助けてくれるのか




目黒｢……くるしい…ってなに…？｣




あーそうだ




感情ないんだった




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