38 ページ39
・
宮舘｢佐久間…落ち着いた？｣
リビングに佐久間､自室に翔太を置き､事情聴取
……と言っても､とても話せる状態じゃない
俺は､ラウールを抱えてソファーに座ってる
ちなみに向井康二は正面のソファーに座って俯いている
照とふっかは翔太の部屋
目黒はどこにいったかわからない
佐久間｢……涼太…俺……｣
宮舘｢ん？ゆっくりでいいよ…｣
佐久間｢俺さ……知らない間に……人…傷付けてんのかな……ｸﾞｽｯ｣
宮舘｢え…？｣
佐久間｢普通なんて…人それぞれだって……｣
……ちょっと待って
佐久間｢…いきなり…翔太に怒鳴られて…ｸﾞｽｯ…その時の目が…こ､怖くて…ｸﾞｽｯ｣
なぁ…嘘だろ
嘘だって言ってくれよ
阿部｢……康二くん｣
俯いてた向井康二がゆっくりと顔を上げる
康二｢………なに…｣
阿部｢ちょっと､ラウールのことお願い｣
康二｢ぇ…うん｣
泣き疲れて寝ているラウールを向井康二に預ける
俺は急いで翔太の部屋に向かった
でも場所がわからない
阿部｢あれっ…目黒？｣
姿が見えないと思っていたら､佐久間の部屋の掃除をしてた目黒
目黒｢ぁ……あべくん…｣
阿部｢片付けてたの？｣
目黒｢…だって…あぶないから｣
1つ1つ丁寧に破片を拾っている目黒
ちゃんと人間らしいとこもあるじゃん
阿部｢ありがと､目黒｣
目黒｢…おれができるの…これくらいだから…｣
阿部｢そんなことないよ｣
目黒の頭を撫でると､嬉しそうに目を細める
良かった
"嬉しい"って感情もあるんだな
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1659人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
霧咲シク(プロフ) - 知咲さん» ご指摘ありがとうございます (2020年4月9日 1時) (
レス) id: 3e7e32bd96 (このIDを非表示/違反報告)
知咲(プロフ) - 二ページ目の34行目は『なんの話し？』ではなく『なんの話？』だと思います。 (2020年3月27日 19時) (レス) id: 365bdf8f3f (このIDを非表示/違反報告)
霧咲シク(プロフ) - 舞夜さん» コメントありがとうござます！！そう言っていただけるととても励みになります！！ありがとうございます！！今後も楽しんでいただけるように頑張っていきます！！ (2020年3月12日 12時) (レス) id: fa1768f679 (このIDを非表示/違反報告)
霧咲シク(プロフ) - 祐莉さん» コメントありがとうございます！！l前作から祐莉様が一番コメントしてくださっている読者様なので、とてもありがたいです！！今回はなんとなくで嵐さんに出演していただきました笑。今後の展開も楽しみにしていてくださいね！ありがとうございます！！ (2020年3月12日 12時) (レス) id: fa1768f679 (このIDを非表示/違反報告)
霧咲シク(プロフ) - なおさん» コメントありがとうございます！個人的に、狂っている翔太くんが好きなもので…笑。何回も読み返していただけて嬉しいです！！あ…「血相をかいて」って地元の方の話言葉で書いてしまいました…訂正しておきます…汗。ありがとうございます！！ (2020年3月12日 12時) (レス) id: fa1768f679 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：霧咲シク
| 作成日時：2020年3月2日 20時
