『未来屋』- 叶えてくれてありがとう -

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翌日の仕事終わり｡







俺とシゲは､未来屋の捜索を始めた｡







手がかりなんてない｡







ただ俺が､仕事終わりと病院で見たってだけ｡







それと､銀髪の男の子｡







重岡｢んー､どっから探す？｣







岩本｢どこにいるかわかんねぇーから､無闇に探すのも…｣







……あ







岩本｢ネットで調べれないかな…｣







重岡｢ネット？なんて調べんねん｣







岩本｢俺が見た時､絶対何かと喋ってたんだよ｡俺らは見えない､何かと｣







重岡｢こっわ……え､幽霊とかそういう系？｣







岩本｢…たぶん｣







周りから見たらかなり変だった｡







変というか不気味？







岩本｢未来屋って､生きてる人と､死んでいる人を合わせる仕事だから……幽霊が見えて当たり前なのかなって｣







重岡｢あー､確かにな｡俺も調べるわ｣







若者は､気になることなんかあれば､すぐにSNSでつぶやく｡







それで手がかりが見つかれば……







重岡｢……ぇ､照!!これ!!!!｣







シゲに見せられた画面には…



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@sgjm_dj
今､渋谷駅にいるんだけど
1人で喋ってる人いる
こわっ

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1人で喋ってる人……








岩本｢……行ってみよう｣








もしかしたら…未来屋かもしれない｡





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