12 ページ13
としみつSide
『運転ありがとう、疲れたよね？』
家の駐車場に着き、シートベルトを外しながらAは俺の方を見た。
「全然、楽しかったし」
『私もすっごい楽しかった！』
そう言って、Aは車のドアに手をかける。
「…待って」
『ん、どうかした？』
「や、うーん、えっとー…」
『んー？なぁに？』
……やべぇ、引き止めたはいいものの、こういう時って何て言ったらいいんだ…？
いや、黙って抱きしめるとか？
でもそれはちょっとなんか……
必死に言葉を探していると、ふいに
左頬に柔らかい感触がした。
「っ！？」
『へへー、お礼ねっ』
にこっと笑って車から降りるA。
やっぱアイツ、悪魔かも…
──────
『ただいまぁー！』
家に入るやいなや、ドタドタと走ってくるバカが一人。
て「うわぁおかえり！！A、そのー…まだ怒ってる？」
『んーや？もう怒ってないよ！』
て「やったぁ！許してくれた良かったぁあ！」
『ドラマより、としみつといた方が楽しかったし。ねーとしみつ♡』
うん、幸せってこういう事を言うんだろうな。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 478人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「紅一点」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さくさくだーぱん(プロフ) - アリスさん» リクエストありがとうございますヽ(=´▽`=)ﾉ続編で書かせて頂きます！！ (2018年11月5日 18時) (
レス) id: a125d1465d (このIDを非表示/違反報告)
さくさくだーぱん(プロフ) - ななさん» わーもうすごい嬉しいです(;_;)！！またリクエストお待ちしてます(*^^*) (2018年11月5日 18時) (レス) id: a125d1465d (このIDを非表示/違反報告)
アリス - こんにちはリクエストいいですか？フィシャーズとコラボという内容をお願いします (2018年11月3日 11時) (レス) id: cb597fc79d (このIDを非表示/違反報告)
なな - 私のリクエスト見ました！すごいよかったです！ありがとうございます！ (2018年10月31日 20時) (レス) id: b7234d226c (このIDを非表示/違反報告)
さくさくだーぱん(プロフ) - まちゅ@三度目の正直さん» わぁぁありがとうございますぅう(:_;)！！ (2018年10月30日 20時) (レス) id: a125d1465d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さくさくだーぱん | 作成日時：2018年10月13日 2時
