Episode.29 ページ34
私とシルクはあれから
ずっと手を繋いでいた。
そのせいかずっと沈黙で
私の心音聞こえるんじゃない?って
思うほど胸がドキドキとうるさかった。
やっと家につき玄関前に来たのに
立ち止まって手を離さないシルク。
私がシルク?と言っても反応なし←
無理に手を離そうとしても
力には敵わないので
シルクを揺さぶってみた。
A 「シールークー!」
シルク 「わっ!?ナニ??」
何度も何度も呼んでは
揺さぶりを繰り返しやっと気づいた。
A 「もう・・・家についたよ?」
シルク 「あ?あぁ、だなっ」
そう言うと握っていた手を離した。
シルクの体温が残っていて
まだ手が暖かい・・・
A 「じゃぁ・・・ありがとうね?」
シルク 「おぅ」
A 「また月曜日学校で会おうね」ニコッ
私が笑うとシルクも笑い
おぅ、学校でな。 と言い
シルクは背を向け歩き出した。
なんだか寂しくて
さっきまで手を繋いでたのが
嘘みたい・・・
今すぐシルクに抱きつきたい。
なんて叶わないってわかってて
虚しくてやるせなくて・・・
私は家に入ろうと手をノブにかけた。
だけど私は家に入れなかった。
体が動かない・・・
A 「シル・・・ク?」
シルク 「ごめん、ちょっとだけ・・・
このままでいさせて」
シルクが私を包み込む。
あー・・・また以心伝心だ・・・w
なんて心で呟きながら
シルクの体温を背中に感じていた。
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まあこ(プロフ) - episode24のシルクが小学生のときに女子のことを話してる動画ってどれかわかりますか?(〃ω〃) (2017年4月25日 1時) (レス) id: 035f318b88 (このIDを非表示/違反報告)
めろたん(プロフ) - 坩躬さん» 初コメありがとうございます^^すいません今続編を書いているので終わり次第書くので少々お待ちください汗 (2017年3月16日 11時) (レス) id: a0611e8ca7 (このIDを非表示/違反報告)
坩躬 - ひとつリクいいですか? 主人公からキスするのが見てみたいです!よろしくお願いします! (2017年3月13日 21時) (レス) id: 4ecd2130b8 (このIDを非表示/違反報告)
めろたん(プロフ) - ふじサンさん» 前の動画で着てたので・・・わら (2017年3月13日 8時) (レス) id: a0611e8ca7 (このIDを非表示/違反報告)
めろたん(プロフ) - みずさん» すいません(><) (2017年3月13日 8時) (レス) id: a0611e8ca7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めろたん | 作成日時:2017年2月7日 19時