隣の席の君は【kid】 (ページ13)

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ご飯どうする？ページ13

「わ！！やっぱり晴くんかわいい！！！確か晴くんこっちのデザインのやつだよね………！？」

「うん！！ありがとう………！！！こんなに目が大きくなるとは思わなかったよ……。」

「よかったあってた〜〜！！！私も久しぶりに撮ってこんなに盛れてびっくりしちゃった〜。」

デザインも晴くんも可愛いし今日の記念になってよかったな。なんて思いながらスマホカバーを外してプリを挟む。
うん！やっぱりかわいい〜〜！！しばらくこれにしよ〜。なんて眺めていた。

「Aちゃん！！！！！！！！！！この後………一緒に………………………ご、ご飯食べませんか！？？？？ほら！もうお昼時だし………お腹空いてるかな〜って思って………」
晴くんがいきなり大きな声で話してくれたのでかなりびっくりしたが段々と声が沈んでいくのを聞いて遠慮してくれたのかな……なんて思う。

「食べよう〜〜！！どこ行きたい〜〜？？」

「えーと………ここのカフェとかどうかな………？」
そう言って晴くんは遠慮がちにスマホの画面を差し出してくれる。

画面を見てみるとすごくかわいいオムライスやドーナツがあって心が奪われてしまった。

か、かわいい〜〜〜！！！！やっぱり晴くんも可愛いものが好きなのかな……？？それとも私に気を遣ってくれた……？？

「すごくかわいい…………。美味しそうだしここ行きたいな！！！それとさ、もしかして晴くん私に気を遣ってくれた………？？お礼なのに私の方が楽しませてもらっててちょっと申し訳ないな………。でも晴くんと居てすごく楽しいし嬉しいな……！本当にありがとう……！」

「いや！！！ただAちゃんが好きそうだな〜って思って選んだだけだよ！！！甲斐田こそAちゃんの笑顔が見れて嬉しいしいのでお礼とか気にしないで……！！じゃあそろそろ行く……？？すぐ近くだから楽しみにしてて！！」

そう言って晴くんが歩き始める。
やっぱり身長高いし私よりもちょっと歩くの早いなぁ。なんて見ていたら晴くんが振り返って戸惑った顔をしていたので小走りですぐ追いかけた。