もう止まらない

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柊真「もうすぐ夏休みやな〜」


(人１）「あ、ほんまや！」


柊真「(人１）、いつも頑張りすぎやねん。

夏休み忘れるとか高校生でありえへんよ！？ww」


すっかり忘れてた・・・


もう夏か・・・




柊真「あ・・あれ、紫耀ちゃう？」




指を指す方へ


あたしも目をやる



(人１）「・・あ・・・、ほんまや。」



となりには女の子がいた


『ズキンッ・・・』



胸が締め付けられて苦しい。



あたし今まで自分は特別な存在やと思ってた・・



あ、そっか・・・


柊真も紫耀のこと有名って言ってたしね・・


その子と喋ってる紫耀は楽しそうだった。



『・・・ポタっ』



自然と涙が溢れてて


地面に涙の染みができていた




＿＿＿ぎゅっ



(人１）「・・っ、柊真・・？」



あたし抱きしめられてる・・・？



柊真「辛いんやろ？


俺の胸貸したるから気が済むまで泣けばえぇ。」




あたしはわんわん泣いた。



柊真「・・よしよし。気ぃ済んだか？」


(人１）「・・・うん・・ありがとう。」


お礼を言って


柊真から離れる・・・



＿＿＿＿グイっ



離れたと思ったら


また抱き寄せられて


キスされた・・・




(人１）「・・・っ、ちょっ！」



柊真「わっ、ごめんっ！」


いきなりキスされた・・・


しかもファーストキス・・・



ただただびっくり。


柊真「あんまり可愛い泣き顔やったから

ついキスしてしまった・・・」


少し照れながら言う柊真・・・。


でも、あたしの方が恥ずかしいって。


かぁぁぁっと顔が熱くなるのが分かる



恥ずかしくて何にも言葉が出ない。




柊真「・・・俺、お前のこと好きやねん。

・・・付き合ってくれへん？」



・・・え！？今何て？！


もっとびっくりするようなこと言うから



どうしたら良いか分からない・・


(人１）「・・・へっ？

え、え〜っと・・・」


あたふたしちゃってる自分。


柊真くんはクラスでも人気だし


あたしは誰がモテるとか情報に薄いから


みゆに聞いた話だけど


すごくモテるらしいし・・・


何で自分なんかがって頭が混乱する




柊真「ごめんwwテンパってるよね。

返事はいつでもいいから

今度聞かせて！ほな、また明日！」


(人１）「えっ、あ、うん・・・」




最後の最後まで何も言葉が出なかった。

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