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風と楓3 ページ4
ASide
A「あ、あの…ちょっと良いですか…？」
万葉「なんでござるか〜？」
私は何処かの店に入り向かい合わせで座っているのだが…
A「私の手を離してはいただけませんか…？」
握られている両手を私は見て両手を握っている張本人の顔を見る…
万葉「久しい再開と言うのに忘れているのでござろう？思い出すまで手を握っておくでござるよ」
おぉ…？久しい再開…？何を言っているんだ…？
A「再開…？すみませんが、記憶に有りませんね…」
私はそういうとにっこりと笑っている…
万葉「大丈夫でござるよ、あ、ご飯来たでござるよ」
そう言い置かれたのはお茶漬け…なんで私の好きなもの知ってる？
万葉「そう言えばA殿は何故また稲妻に来たんでござるか？」
うん…？なんでこの人私の名前まで知ってるの…？
万葉「何故私の名前を知ってるのって思ったでござろう？」
そう言われて目を見開いてしまった…
A「な、なんで分かるんですか…？」
そう聞くと顔を近付けてくる…
万葉「お主が昔言ってきたんでござろう？拙者はお主のストーカーでござるから…」ﾆｺｯ
ストーカー…？？
A「……?????」
ん〜？(困惑)
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