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風と楓10 ページ11
ASide
無双の一太刀…だっけ？それをもしよ？もし、私に降り下ろされてたらどう思う…？
雷電「消えなさい」
そう言い私の神の瞳を奪おうとする雷電将軍を睨む…
A「や、辞めてくれる…？将軍サマは知らないと思うけど、神の瞳を奪われた人は生きる気力すら無くなるんですよ…？」
そう言い私は近付いてくる将軍サマからゆっくりと離れる…
雷電「永遠は変わらず…それは貴女にも必要です。」
そう言い私の神の瞳を奪おうと手を伸ばすとガタガタと音をならして飛んでいってしまう…
A「ぁ…あぁ…」
嗚呼…これが現実か…薄っぺらい自分の欲望に忠実に動いて自分で人々の永遠を消す…
あぁ…生きる気力って…本当に無くなるんだなぁ…
私は神の瞳を無視して反対を向いて歩き出す…私は怪しく笑いポケットから風の神の瞳を取り出した…
A「ふふっ…私の神の瞳を取ろうなんて100年早いよ」
私はそう呟いて歩き出した…
万葉「Aどの…」
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