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エイジ side
空「あー腹減ったぁー！！」
ツ「ご飯食べて帰ろうよ！」
撮影が終わり、人通りの少ない路地裏で機材をリュックに詰め込んでいると、空とみっくんのそんな会話が聞こえてきた
空「エイジも行くっしょ？」
エ「…あー俺はパス、今日あげる動画で少し直したいとこあんだよね」
リ「手伝おうか？」
エ「大丈夫だよ、ちょっとだから」
正直ここ最近編集に集中できない日が続いていて、動画をアップするギリギリまで編集が終わらないこともしばしばある
他のメンバーも編集しているけど、メイン編集をやっている俺の編集量は他のメンバーよりも多少は多いわけで。
でもその作業が好きだし、どんなに編集量が多くても手を抜くつもりは一切ない
ツ「じゃあ、また後でね！」
エ「はーい、気をつけてな」
3人と別れて適当にタクシーをひろい、アバハウスの住所を伝える
いつもならタクシーの中では編集をする事が多いけど今日は撮影をするだけだったからMacBookはアバハウスに置いてきた
エ「…久々リプ返でもするか」
twitterのアイコンをタップして、「やっほーリプ返するよぉー！」と一言呟くと数秒後には数百件ものリプが届いて、画面をスクロールして返信していく
しばらくすると信号待ちでタクシーが停車して、ふと携帯から窓の外に視線をうつした時だった…
まるで出会ったあの日にタイムスリップしたかのように全てがスローモーションで見えた
【なんでここに？】
【人違いか？】
【いや、見間違うはずない】
頭の中でそんなことを考えていると信号が青にかわって再びタクシーが走り出す
エ「…あっ、すいませんやっぱここでいいです」
急いでタクシーから降りて辺りを見回すけど、その人の姿はもうなくて。
気が付いたら走り出してた
…間違いなくAちゃんがいた
なんで日本にいるのかは分からない
帰国する時は連絡するって言ってた
だけど俺に連絡はきてない
…空に連絡したの？
…てかなんでこんな走ってんだ、俺
走って追いかけてAちゃんになんて話しかける気だよ
頭の中で自問自答を繰り返した
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ゆんゆん(プロフ) - とても面白いお話です！更新楽しみに待ってます！ (2019年10月2日 21時) (
レス) id: 91470d6548 (このIDを非表示/違反報告)
ぱんだ(プロフ) - くうさん、コメントありがとうございます^ ^是非頑張ってたくさんの命を救って下さい！応援しています！ (2019年5月19日 22時) (レス) id: e5c0843c37 (このIDを非表示/違反報告)
くう - 私、この小説と同じことを思ってました…私エイジさんのことがあって、海外で医者になろうと思ってます。言語が伝われば一秒でも早く人の命は救うことができますからね！^ ^ (2019年5月19日 0時) (レス) id: 1ebd2943c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱんだ | 作成日時：2019年5月9日 14時
