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翌日の夕方、約束の時間より少し早く空港についてしまった
空港なんて日本に帰国する時くらいしか来ないし、特にやる事もないのでロビーに座ってみんなを待とうと空いている席を探していると見覚えのある赤い髪が視界に入った
(…エイジさんだ)
彼はエスパーか何かだろうか
まるで私の心の声が聞こえたかのようなタイミングでこちらを振り返った彼と目が合った
エ「…Aさん、早いっすね笑」
「ごめんなさい、早くつきすぎちゃった…エイジさんこそ一人ですか？」
エ「あいつらはお土産買いに行ってます、俺のことで色々バタバタさせちゃって時間なかったから。俺は荷物番ってところっすね」
「お疲れ様です笑…隣座ってもいいですか？」
エ「どーぞどーぞ」
「よいしょっと…」
エ「そんなこと言うとばばぁみたいっすよ笑」
「…失礼な笑 まぁ、ばばぁに片足突っ込んでますけどね」
エ「そういえばAさんの年齢聞いてないですよね？教えてくださいよ」
「25です、エイジさんは？？」
エ「やっぱり年上だったか〜俺らは22です」
「わかーい！羨ましいです」
エ「3つしか変わらないですよ笑」
「あ、そのセリフ年上の人に一番言っちゃダメなやつです」
エ「あ、気をつけまーす」
「絶対気をつけないやつだ、それ」
エ「うふふふ、Aさん面白いっすね笑」
その後も空さんたちが戻ってくるまでの間、エイジさんと色々な話をした
動画の中のエイジさんは【奇声を発する変人】なイメージだったけど、実際に会話してみるとすごく真面目な人で、22歳とは思えないほど芯の通った人だった
言葉にはしないけれど、空さん達がなによりも大切で【アバンティーズ】とゆうグループが大好きなことが伝わってきた
もっと【アバンティーズ】を
もっと【彼ら】を
もっと【彼】を知りたい
そう思った
その感情に深い意味はないとその時は思っていた。
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ゆんゆん(プロフ) - とても面白いお話です！更新楽しみに待ってます！ (2019年10月2日 21時) (
レス) id: 91470d6548 (このIDを非表示/違反報告)
ぱんだ(プロフ) - くうさん、コメントありがとうございます^ ^是非頑張ってたくさんの命を救って下さい！応援しています！ (2019年5月19日 22時) (レス) id: e5c0843c37 (このIDを非表示/違反報告)
くう - 私、この小説と同じことを思ってました…私エイジさんのことがあって、海外で医者になろうと思ってます。言語が伝われば一秒でも早く人の命は救うことができますからね！^ ^ (2019年5月19日 0時) (レス) id: 1ebd2943c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱんだ | 作成日時：2019年5月9日 14時
