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? side
緊張が高まりつつあるこの場所で、彼女は悠然と微笑んでいた。
さらりと靡く黒髪に、ドレスのオフショルダーから見える華奢な肩。芸術品みたいなその姿に、思わず感嘆の息が漏れてしまう。
ソアラさんが現れた瞬間息が止まるように胸の中に感情がこみあげて、それが感動なのだと気付いた時には、何故か彼女の視線がこちらに向けられていた。
「Stray Kidsのフィリックスさん、緊張しているように見えますが大丈夫ですか?」
え、僕!?
FX「あー･･･とても緊張して･･･緊張してます!」
「ㅋㅋㅋ」
CM「なんだか畏縮してるような感じがするねㅋㅋㅋ」
憧れの存在に声を掛けられたという事実と、その美しい笑顔が自身に向けられている現状に、脳が上手く働かない。
ただ、間違いなく言える事がある。
今まで生きてきた中で、1番幸せだ。
FX「実は･･･GC‐Queenがデビューした当初からからファンだったんです。それで凄く･･･こう、感動しちゃって。･･･えへへ」
あの時の記憶が甦ってきて、カメラの前だというのにもかかわらず頬が緩む。まずいな、今僕すっごい気持ち悪い顔してるかも。
FX「はぁー･･･本当に綺麗だった」
―――――――――――――――――――――――
You side
「こんにちは」
FX「こ、コンニチハ!」
子猫を彷彿とさせる愛らしい顔が、控えめに笑う。
この日もまたキングダムのMCで来たのだが、なんという偶然なのだろうか。
「フィリックス君であってるよね?」
FX「は、はい!僕がフィリックスです!」
「ふふ、そんなにかしこまらないでよ。同い年なんだから敬語は無しにして?」
FX「あ、うん!」
「昨日撮影した映像を少しだけ見させてもらったんだけど、Quinnだったんだね」
FX「へ!?」
呆然とする僕に手渡されたのは、幾度と無く見たあのCD。し、しかもこれって･･･!
FX「サ、サイン入りだ･･････本当にいいの!?」
「もちろん、メッセージも書いたから大切にしてね?」
FX「うん!うん!本当にありがとう!」
「あ、そうだ」
FX「?」
「さっきからずっと撮られてるけど気付いてた?」
FX「!?!?!?!?!?!?!?!?」
これがきっかけで、僕たちの交流が世間に知れ渡るのは、もう少し先のお話。
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塩水(プロフ) - M氏さん» M氏様、お久しぶりです。返信が遅くなってしまい申し訳ございません。シリーズ初期から絶えずに応援してくださり、本当にありがとうございます。更新継続とは断定できませんが、これからもこの作品をよろしくお願いいたします。 (7月16日 13時) (
レス) id: e6fc576be3 (このIDを非表示/違反報告)
M氏(プロフ) - スランプや気持ちの問題もあり、とても大変だったのにも関わらず更新をしてくださり、本当にありがとうございます！ずっと待ってた甲斐がありました！！私はずっと待っているので、義務感を感じずに、好きな時に更新をして下さい(o^^o) (2022年9月18日 9時) (レス) @page36 id: 594e8bb1fc (このIDを非表示/違反報告)
塩水(プロフ) - M氏さん» それと、シリーズ初期からいつも応援ありがとうございました。M氏様のコメントは私にとってモチベーションであり、作品を書き続ける理由の1つでした。本当にありがとうございます。 (2022年9月17日 0時) (レス) id: ca8e68c7c0 (このIDを非表示/違反報告)
塩水(プロフ) - M氏さん» M氏様、コメントありがとうございます。返信が遅れてしまい誠に申し訳ございません。色々と心配をかけてしまったようで、とても申し訳ない気持ちです。途中で歩むことを止めてしまった半端者ですが、これからも作品を愛していただけると幸いです。 (2022年9月17日 0時) (レス) id: ca8e68c7c0 (このIDを非表示/違反報告)
M氏(プロフ) - とても面白い作品ですね！！日常生活が大変で更新できない状況だと思いますが、いつか更新されることを楽しみに願っときます！ (2022年2月28日 23時) (レス) id: ddd21ef981 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：塩水 | 作成日時：2021年4月24日 18時
