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You side
SF「お疲れ様でしたー！」
「お疲れ様でした」
「(やっと終わった･･･)」
冒頭の会議シーンや練習生たちとの対面、ステージでのパフォーマンスという数時間のハードな撮影をようやく終え、あとは別荘に帰るだけになった。普段は話さない中国語で会話をしているせいで頭がフラフラする。
「(さむい･･･マフラー持ってくればよかった)」
WN「･･･A、これ」
「あ、ありがとうございます」
震えている私を見て、ウィンウィン先輩がマフラーを差し出してきた。受け取ろうとするも、スタッフさんに渡された花束やバッグで手が塞がってしまっていた。バックを腕に通して無理矢理受け取ろうとする私を止めると「俺が巻くからじっとしてて」と言ってマフラーを巻こうとしてくれる。
向き合った体制で先輩の腕が首の後ろに回り、自然と距離が縮まる。他の人たちの視線を痛いほどに感じて、いたたまれなくなる。
「ウィンウィン先輩、ちょっと近いです･･･」
WN「･･･テンとかルーカスたちとはハグしてるのに、俺はこの距離でダメなの･･･？」
「･･･え？」
拗ねた子供のようにそう囁いた先輩は、スタスタとバンの方に歩いていってしまった。
・
・
・
?「おいお前」
あと少し歩けば別荘に着くというところでいきなり腕を掴まれた。ぶっきらぼうな口調で私を引きとめた彼･･････リウ・ヤンヤンは、整った顔を不愉快そうに歪めている。
「･･･何か用？」
YN「そんな露骨に嫌そうな顔すんなよ、モアイみたい」
「誰がモアイだ永久童顔。どうせまだベイビーとか言われてるんでしょ」
YN「･･･俺
「
YN「お前だって同い年だろ!」
「でも街で並んで歩いたら貴方のほうが弟って思われるわよ、ベイビーヤンヤン?(笑)」
わざと『ベイビー』呼びして挑発すれば、あからさまに不機嫌そうな顔をするので、思わず笑ってしまった。誰かとこんなに言い争ったのは久しぶりで、なんだか懐かしく感じる。
YN「お前、言わせておけば･･･」
「それで?そろそろ用件言ってくれない?私忙しいから」
彼の同期、NCTのクソ･･･悪ガキへチャンも、いちいち私にちょっかいをかけたりして突っ掛かってくるのだが、これまでこの2人が私に舌戦で勝てた事はない。ヤンヤンも敵わないと察したのか、諦めて口を開いた。
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塩水(プロフ) - ハユンさん» ハユン様、コメントありがとうございます!上手く書けているか不安でしたが、そう言っていただけて嬉しいです!これからも更新頑張ります! (2021年1月3日 1時) (
レス) id: ca8e68c7c0 (このIDを非表示/違反報告)
塩水(プロフ) - M氏さん» M氏様、コメントありがとうございます!これからも頑張って更新していくので、楽しみにしててください! (2021年1月3日 1時) (レス) id: ca8e68c7c0 (このIDを非表示/違反報告)
ハユン(プロフ) - WayV推しなので、今回登場してとても嬉しいです！これからも更新頑張って下さい！fighting！！ (2021年1月3日 1時) (レス) id: cedab10ae6 (このIDを非表示/違反報告)
M氏(プロフ) - 本当にこのお話面白くて更新するの毎回楽しみにしています笑 更新するのは大変な事だと思いますが、休みもとりつつ頑張ってください！ (2021年1月3日 1時) (レス) id: 153edba8eb (このIDを非表示/違反報告)
塩水(プロフ) - raulaさん» raula様、コメントありがとうございます！これからも大好きと言ってもらえるように更新頑張ります！ (2020年12月26日 19時) (レス) id: ca8e68c7c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：塩水 | 作成日時：2020年10月5日 0時
