爆豪勝己が唯一溺愛する人 (ページ9)

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𝗌𝗍𝗈𝗋𝗒𝟪 ページ9

次の日の朝いつものように勝己が私を起こしに来た

「おい、てめぇさっさっと起きろ！！！！！」

いつもと同じ起こし方

一つだけ違うのは、私達は''ただの幼なじみ''ではなく

恋人同士ってこと

『ん…3分』

「んだとてめぇ！！！！

そう言って昨日遅刻寸前だろ！！！！」

『遅刻……し…てない』

その後勝己は私を布団から抱き上げ

リビングまで運んで行ったことはもちろん覚えてない

「あ！Aちゃん！今日は早いんだね」

『出久おはよー、起きた記憶ないんだよねぇー』

出久は可愛い

私を見つけると小走りでこっちに来る

出久には耳としっぽが見えるいわゆる犬系男子

「おい、このクソナード！！！！！

勝手にAに話しかけてんじゃねぇ！！！！」

そういえば告白された日勝己は私に

「俺嫉妬深いし、なんなら他の男特にクソデクや

あの赤髪とかと話して欲しくねぇし

それでもいいのか」

って言われたことを思い出した

意外と嫉妬深い勝己さん

そんな一面も可愛いなんて思っちゃう私は多分

世界一幸せなんだろうなって自分で思った