爆豪勝己が唯一溺愛する人 (ページ4)

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𝗌𝗍𝗈𝗋𝗒𝟥 ページ4

ボーッてしていると体力テストが始まっていた

先生の説明によると最下位は除籍処分らしい

1番心配なのは無個性の出久

無個性なのに雄英高校に入学したと聞いた時は嬉しさと共に疑問が残った。

結果は
案の定出久は最下位、勝己は3位で私は6位という結果

私にしてはまぁまぁいい成績だったし除籍処分は嘘だったらしく安心した

でも引っかかったのは出久が個性を発揮していたこと
そして個性により指を骨折していたことだった

「お前6位だったのか？」

『うん。勝己は3位だっけ？すごいね！』

「別に、すごくねぇよ
あのクソナードに個性があったのは気に食わん」

『勝己知ってたの？出久に個性があること』

「あ゛?知るわけねぇだろ」

『そっか。』

「別に俺には関係ねぇよ」

私は知ってる

1番出久を気遣ってるのは私でもなく勝己だってこと

勝己だって分からないはずだ

なんで出久に個性があるのか

その個性のことを何故私達に隠していたのか

その疑問は解決することは無かった