爆豪勝己が唯一溺愛する人 (ページ20)

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13号先生の個性であるブラックホールでそのモヤを吸おうとした瞬間

そいつの個性であるワープで逆に13号先生が吸われてしまい、倒れてしまった

「「先生！！！！」」

その瞬間だった

勝己と切島くんがそのモヤに飛びかかったのだ

『勝己！！！！！』

そう叫んだ時には遅かった

全員モヤに飲み込まれてしまい別々の場所へと

ワープさせられた

目を開けるとそこには轟くんがいた

どうやら轟くんと同じ場所にワープしたようだった

勝己とみんなが心配になったが今は自分が置かれている状況に集中した

「みんな違う所にワープしたんだな」

『そうみたいだね、』

目の前には多数のヴィラン

戦いたくなかったが、戦わないとダメそうだ

轟くんはとっさに氷結を出し辺りを凍らせた

追い打ちをかけるように私は吹雪を出し視界を遮った

「いつまで吹雪出してられるんだ」

『分からない、でもそう長くはもたないから』

「そうか」

そう言って轟くんはもう一度氷結を出し辺りを凍らせた

何分経った頃だろうか

私の体力がそろそろ限界を迎えそうだった

ヴィランが襲ってくる気配は無いので1度吹雪を止めた

目の前にはカチンコチンに凍ったヴィランがいた

「吹雪のおかげで全員拘束できた、助かった」

『役に立てて良かったよ』

その時

私は全身の力が抜けて地面に倒れてしまった

体力が限界を迎えたのだろう

「おい、大丈夫か」

『体力が限界で私はいいからみんなの所に先行ってて』

私の状態を見て歩けないと判断したのだろう

轟くんはその場から去ってみんなの所へと向かっていった