【BTS】ブスと罵られる紅一点の奮闘

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朝から尻を蹴られて鬱になりそうです。

これでも紅一点だよ。ありえねーわこんちくしょう。




YG「ブスブスブスブス…」

『ちょっとさっきから隣でブスブス言わないでよ。』

YG「…ぶっさ……」

『おいぶっ飛ばすぞ』





リビングへと行く途中、ユンギとずっとそう言い合いながら歩き出す。



もう死にたいです。

さて、今日はまた朝からダンスの練習もしなければならない。


朝ごはんでも食べて気分変えようと思いリビングの扉を開けたとき、なぜか冷や汗。







TH「……」


マジでやべぇ人みたいな顔したテヒョン。



HS「……テヒョン。」



ため息気味にテヒョンの名前を呼ぶホソク。







一気に暗い雰囲気に顔が引き攣る。

ま、マジか。これは。朝ごはんを作っているジンさんがとてつもなく気まずそうな顔をしている。
ジョングクとナムジュンですら訳わかんないです見たいな顔しとるわ。




TH「おはようヌナ。」

『え、あっ、お、はよう…？』



だが、案外普通に話しかけてきたテヒョンに驚く。





TH「お腹空いた〜、ヌナがブタに見えるね。」

『えっ』



喧嘩とかじゃないのか。

そのとき、また手を掴まれる。






HS「Aヌナ味方につけて逃げる気か？」

『……えっ。』




いや怖いよ。

そ、そんな顔しないでよ。



やっぱり喧嘩していた。
不穏な空気に飲み込まれ、テンションを上げようとした私がぽっかり……





TH「ヒョンには関係ないじゃん。なに？」

HS「離せよ、ヌナが困ってんだろ。」

TH「困ってないよね、ヌナ。勝手なイメージで言わないでよ。」





一体どうなるのか。

ああ、もうだめだ。

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