黒い kr視点 ページ46
あー俺ですか？
あー………はーい(？)
＿＿＿＿
kr視点
pe)「めぇっちゃ可愛かった！」
tr)「これ聞かれてたらまた殺されかけるよ？」
pe)「それは嫌だけど！でも可愛かったんだもん！」
そう言いながらブンブン腕を振るぺいんと。
『へー…』
Aさんのファンか何か？？？？
そう思うほど「ｷｬｰｰｰ」なんて騒いでた。
確かにAさんは整った顔立ちで、
魔力量もとてつもなく多い。
だから仲間になってくれて嬉しいし
普通に"人として"好き。
なはずなんだけどな………
pe)「よし！！俺はAをもっと笑顔にする！」
tr)「え？どこかのヒーロー？」
話を聞いてると胸のあたりがｸﾞｸｯと重くなる。
これが嫉妬だとするなら色々と可笑しい。
会って一日も経ってないし…
恋愛的な意味で好きとは思ってない……から…？
あれ…俺は何の意味で好きなんだっけ…
あれ…俺…あノ時自分のココア…
俺はアの時何考エて……
自分でも分かった。
黒い何かに飲み込まれそうな感覚。
俺が今の俺じゃなくなろうとしてるような……
pe)「＿＿＿アさん、クロノアさん！」
『ん？…あーどうした？』
やめだやめ…考えたら考えただけ飲み込まれそう…
tr)「疲れたんじゃないの？」
『あー…うん。死神君と同じように手続きしたから』
誰かさんがやらないせいで、と圧をかければ
ﾋｪｯ、と、声を上げるぺいんと。
『ってことで、おやすみなさーい』
tr)「はーい」
pe)「また明日なー！」
俺はこの黒い感情を無視した。
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作者名：Sと言われるM | 作成日時：2022年6月29日 18時
