幸せ ページ42
『……すごい…美味しそう…』
rb)「おかわりー！！」
夜になった今、インカムで食堂に呼ばれた。
向かえばそこには他の皆がいて、
美味しそうな夜食が並べてあった。
ロボロの近くには5枚ほど皿が重なっていた。
よく食べるな…なんて思いながら前に進む。
syp)「せんぱーい、隣来ますかー？」
『、分かったー、後で行くねー』
冷めるんで早めに、と言う声が後ろからする。
私はマグカップを取りに行った。
kr)「あ、Aさん」
何かを軽く飲みながら声をかけてくる。
『クロノアさんじゃないですか。どうしたんですか？』
kr)「んー？ココアを混ぜようとスプーンを」
ココア……？え、そんなのあるのか？
周りにはないけど……
キョロキョロしているとふっw、と笑われる。
笑うな()
kr)「ココアはシェフに頼んだら貰えるよw」
『あー…はい』
そう返事をしてマグカップを手に取る。
kr)「良かったらこれいる？」
『え"』
クロノアさんはそう言って持っていたココアを
こちらに差し出す。
『いや、いいですよ。自分で頼めるんで』
kr)「いや、多分あの人は無理かなーって」
『あの人？』
kr)「今日担当のシェフね、元気すぎるからw
Aさん、そういうの苦手そうだし」
『あ、はい。そうです』
玲於奈のせいで嫌になりました。
何というか…体が拒否する。
だから、はい。とココアを差し出される。
『ありがとうございます。』
軽く会釈をして私はショッピ君のもとへ向かった。
・
kr)「気づいてるのかな」
その声は私の耳に届かなかった。
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作者名：Sと言われるM | 作成日時：2022年6月29日 18時
