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『ね、エミ先輩、帰りませんか？一緒に。』
em)「！！え、マジですか？」
『本当ですよ』
syp)「え、嘘ぉ..」
em)「なんで残念そうやねんｗ！」
ci)「だって人増えたらかまってもらえない..」
『お前はゾムかよ、っての』
片手でチーノの頭を軽くはたくと、ぴぇぇぇ！、ウソ泣きするチーノ。
いや草。
『じゃ、四人で帰ろ。そのために荷物もってきたんでしょう？』
em)「ふふっｗバレるよなぁｗ」
『バレバレです』
さて帰ろう、と四人で壁の方へと駄弁りながら歩く。
その時、弱々しい声がした。
gr)「エーミール..？」
総統であるグルッペンだ。
あの低い声でそのセリフはどうも似合っていない。
いつも堂々としていて
戦争好きで
騒いでいる彼とは思えないその姿。
今の私にとっては
滑稽だ..
そう思う他ない。
em)「..なんですか」
見るからに嫌そうな顔をして振り返ったエーミール先輩。
それにはグルッペンだけじゃなく、
今意識を持っているオスマン、玲於奈、しんぺい神の三人も
目を見開き驚いている。
静寂に包まれたこの雰囲気を破ったのはエーミール先輩。
em)「はぁ..一生ここに戻るつもりは無いです。皆さんにそう伝えてください」
os)「なぁ..おかしいで.....？なんでAの味方する..？」
ro)「そ、..そうだ！魔法だ！魔法で洗脳して操って...」
.......腹立つな。
私は四人に右の手のひらを向け
『心無(ﾊｰﾄﾃﾞｨｽﾄﾗｸｼｮﾝ)』
そうつぶやいた。
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心無(ﾊｰﾄﾃﾞｨｽﾄﾗｸｼｮﾝ)
精神への攻撃が可能。
””心の有るもの””をを支配し、破壊することができる。
※””心のないもの””や””精神魔法””が通用しない相手には適用されない。
今回は支配し破壊する可能性を思い知らせる。
簡単に言うとストレスで負担、追い打ちかけた。
本来、心を壊すことが可能。壊れたものは廃人となる。
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作者名：Sと言われるM | 作成日時：2022年6月29日 18時
