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お仕事お疲れ様です ページ37

『んで、本題。件の集団児童行方不明事件について、現地の窓と警察に協力してもらって今新しい資料をまとめてるんだ。
でもこの地区、今朝から全体的に呪力が濃く立ち込めてて原因の呪霊がどこにいるのかがまだ分かってない。
そのせいで、まだ資料が出来てないんだよね。A達が現場に着く迄には頑張って居場所特定したいけど、間に合うかどうかは五分五分だ。
それに今回の任務で退治するであろう呪霊の等級は、一級以上だと推測されてるけど、本当の等級は分かってない。』

「そこまで言ったら特級じゃないの?
私は強い呪霊のことよく分からないけど、今の話聞いた感じその呪霊割とヤバいと思うんだけど。」

『俺もそう思う。でも、地区一つ分巻き込むとかいう広すぎる範囲の割に被害者が限定的すぎるんだよ。
一歳から七歳までの児童のみってのが気になる。
【一歳から七歳以下の子供を狙って攫った事件】なのと、【一歳から七歳以下の子供しか攫えなかったから起きた事件】じゃあレベルが違う。
だけど、こんな大きな事件引き起こしておいて術式持ってないわけないから、一級以上なのはわかってるって訳。」

確かにそれはそうだ。
出来なかったからそうしたのと、そうしたかったからしたのでは訳が違う。

『一級だったら君達だけで祓えるかもしれないけど…正直に言うと絶対特級だと思う。
ただ、特級の中でも強さに大きくムラがあるから、一級に近い強さの呪霊であることを祈るしかないね。
…あ、ごめん。そろそろ仕事戻んないと。また進展があったら連絡する。』

ぷつ、と音を立てて電話が切れた。
わざわざ仕事中に電話してきてくれたのか…。
というか一番最初に送られてきた資料六時過ぎだったけど、この人いつから仕事してるんだ。

ほぼ観光してないよね→←到着しました



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作者名:枯道 | 作成日時:2021年1月24日 10時

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