検索窓
今日:9 hit、昨日:3 hit、合計:7,982 hit

67話〜チーム5〜 ページ24

三「もう大丈夫だからね。これからは日本帝鬼軍があなたを守るから!」


君月に強制退場させられて拗ねた私は、少しの間、外で鵺と皐月と話していた。

そして、だいぶイラだちがおさまったので、渋谷拠点監視哨の中に入ると、三葉の声が聞こえた。


女の子「はい!!」


そしてその後に聞こえたのは、助けた女の子の声。






『…あの女の子もう行っちゃったの??』


私は皆の方に歩きながら言った。


三「A!」

三葉は嬉しそうな顔をして近づいてきた。



三「やはり、Aは強いな…。
それに、私の撤退命令を聞いてくれて嬉しかった。」


…いや。
聞いたっていうか、強制退場だけどね←




優「…なんでAにそんな懐いてんの??」

少し首を傾げる優くん。


『1度、任務が同じになって(( 三「懐いているんじゃない!私はAを尊敬しているんだ!!」』


胸を張って、優くんを睨む三葉。



『…?
?!優くん顔!!』

三「!」

私は三葉を通り過ぎると、優くんに近づいて、額に大きく貼られたガーゼを見る。

優「ん?あぁ。これくらい擦り傷だ。」


ガーゼをいじりながら笑う優くん。



『…ほんっとバカ…。』

優「あぁ?!」


『擦り傷ならそんな大きなガーゼは貼りませ〜ん』

私はガーゼの真ん中をツンッと押す。


優「いっ?!」

優くんの肩がビクッと上がった。


『あははっ!』

優「てめぇ…!!」


三「(なんであんなに仲が良いんだ?!)」





三「〜〜〜っ!
お前は嫌いだ!!!」

三葉がそう叫んで指したのは………



優「えー…。」

優くん。

そして、三葉はカツカツと音をたてながら行ってしまった。




シノア「…まぁー、あれです。
あぁ見えて三葉ちゃんにも過去が色々あるので優しくしてあげてくださいねぇ。」



優「…はぁ?何それ。」

シノア「秘密でーす。でもそれはそれとして…。
さて敵にこちらの存在がバレてしまったんですが、どう原宿を攻略しましょうかね?」




君「作戦の立て直しか?」

与「できればもう戦いたくないんだけどなぁ。」

君「おまえ吸血鬼に復讐しに来たんたじゃねぇのかよ。」

与「だって〜〜。」


はははっ と、君月と与一くんの声が響く。

しかし、優くんは珍しく混ざっていなくて、まったく違うほうを向いていた。



『?どうしたの優く…………





















………っ。』


優くんが見ていたのは、歩いていく三葉だった──

68話〜チーム6〜→←66話〜チーム4〜



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.7/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
24人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

優美 - 面白いです!夢主ちゃんが、優ちゃんを思っているのが、よく分かります。更新、頑張ってください! (2018年3月4日 11時) (レス) id: 8a914fa35d (このIDを非表示/違反報告)
- 応援してます (2016年10月22日 17時) (レス) id: 33650ae5f9 (このIDを非表示/違反報告)
- そういうこと何ですか。これからも頑張ってください( *´艸`) (2016年10月22日 17時) (レス) id: 33650ae5f9 (このIDを非表示/違反報告)
桃凛真創(プロフ) - kさん» 調子がでないといった感じです^^;自分の場合は物語が思い浮かばなくて…。 (2016年10月20日 20時) (レス) id: 5d7192928b (このIDを非表示/違反報告)
k - スランプとはなんですか? (2016年10月18日 20時) (レス) id: 33650ae5f9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:桃凛真創 | 作成日時:2016年1月6日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。