62話〜演習38〜 ページ19
グ「てめぇさっきからいい加減にしろよ。」
『なにがです?』
私は目を細め、微笑む。
グ「上司に向かって生意気な態度とんなってことだよ。」
中佐はドスのきいた声を出す。
『…私は本心を言っただけですよ?』
グ「…いいか。
俺に文句を言ったりするのは構わない。
……でも、こいつらのチームを乱すような事をすれば、俺は手段を選ばないからな。」
『へぇ〜。
随分気に入ってるんですね〜。
…優しいお父さんっ♪』
グ「だまれ。」
中佐は私の頬に、剣を置いた。
優「っ…おい!グレ ((グ「入ってくんな」っ。」
『流石お父さん!
教育者はアメばかりではいけませんもんね〜。
ときには、嫌われてでもムチが必要…!』
グ「だまれっつってんだろ。」
中佐は剣に力を加えた。
『…ありゃりゃ。
女の子の顔に傷をつけるのはマズくないですか?』
私の頬に血がツーっと流れる。
グ「ちっ…。
お前と話していてら日が暮れちまう。」
中佐は剣を戻し、部屋から出ていった。
…私も帰るか。
『じゃあね〜、皆。』
手をヒラヒラと振って、私は部屋を出た。
え?怪我?
あぁあれなら鵺さんがおいしくいただきました((
〜グレンside〜
グ「はぁ…。
ガキ育てんのも疲れんな…。」
そんな中佐の声は、静かな廊下へ消えていった。
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優美 - 面白いです!夢主ちゃんが、優ちゃんを思っているのが、よく分かります。更新、頑張ってください! (2018年3月4日 11時) (レス) id: 8a914fa35d (このIDを非表示/違反報告)
k - 応援してます (2016年10月22日 17時) (レス) id: 33650ae5f9 (このIDを非表示/違反報告)
k - そういうこと何ですか。これからも頑張ってください( *´艸`) (2016年10月22日 17時) (レス) id: 33650ae5f9 (このIDを非表示/違反報告)
桃凛真創(プロフ) - kさん» 調子がでないといった感じです^^;自分の場合は物語が思い浮かばなくて…。 (2016年10月20日 20時) (レス) id: 5d7192928b (このIDを非表示/違反報告)
k - スランプとはなんですか? (2016年10月18日 20時) (レス) id: 33650ae5f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桃凛真創 | 作成日時:2016年1月6日 0時