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57話〜演習34〜 ページ14

『…。』

目を開くと、目の前にはフワフワした水色の髪の男の子が立っていた。





『…あなた、もしかして鬼?』


?「うん。…そうだよ〜。」

ゆっくり微笑む鬼。



『…なんのつもりかな〜?』

?「…なにが??」


『…なんで普通に現れてんの〜?ってこと〜。』


普通鬼は、幻覚を見せてくるはずだ。



?「…君こそなんのつもり…?





























…もう鬼を持ってるよね?」


そう言って鬼が指したのは、私の後に立っている鵺。



『…ん?あぁ〜。この子は鵺。』

?「…いや…名前じゃなくて…。
……僕と契約しにきたんでしょ?」



『…そうだよ〜?』


?「じゃあなんで…。」

鵺「それは俺から説明するよ。」


『ほんと?助かる〜。』






鵺「〜〜〜〜〜〜〜〜。」















〜〜〜〜〜〜〜〜


それから鵺は、私が鬼を2体欲しい理由などを話した。



?「…。」

驚いた表情の鬼。


『…どう?契約してくれる〜?』


































?「…無理。」



『…。』

鵺「…なんで?」


場の雰囲気はいっきに変わり、睨み合いのようになる。




?「…普通に考えてもみなよ。
僕達は鬼だから人間を喰らう。そして僕達は僕達をココに封印している人間が憎い。

…なのに何故その憎い人間助けなければならない?

…鵺…っていったっけ?君はどうにかしてるよ。
人間に改造でもされたのか?
……それとも…人間に情でもできたか??」


腕を組み、ニヤッと笑う鬼。
















鵺「…ん〜。まぁそんなところだね。」

?「…へ?」


鬼は組んでいた腕を外し、驚いた。





鵺「僕はAを認めてるし、Aと一緒なら死んでもいいと思ってる。」

そう言って私の肩に手を置く。


?「…っ。」









『…じゃあこうしよ。。』

?「…?」


『契約してからもしも、君が私を認められないっていう場合は────────


























この体を君にあげるよ。』

?「!」

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優美 - 面白いです!夢主ちゃんが、優ちゃんを思っているのが、よく分かります。更新、頑張ってください! (2018年3月4日 11時) (レス) id: 8a914fa35d (このIDを非表示/違反報告)
- 応援してます (2016年10月22日 17時) (レス) id: 33650ae5f9 (このIDを非表示/違反報告)
- そういうこと何ですか。これからも頑張ってください( *´艸`) (2016年10月22日 17時) (レス) id: 33650ae5f9 (このIDを非表示/違反報告)
桃凛真創(プロフ) - kさん» 調子がでないといった感じです^^;自分の場合は物語が思い浮かばなくて…。 (2016年10月20日 20時) (レス) id: 5d7192928b (このIDを非表示/違反報告)
k - スランプとはなんですか? (2016年10月18日 20時) (レス) id: 33650ae5f9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桃凛真創 | 作成日時:2016年1月6日 0時

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