残されるものには必ず意図がある ページ10
本条が焼きそばパンをほおばりながら考え込んだ
櫻井のみ、すでにパンを食べ終わっていたのは・・・どうでもいいことだろうか
翔「分かんないけどさあ、俺が思ったこと言うねえ？
こんなに高性能なものがあ・・・今のスマホみたいに流通できる時代じゃなかったよねえ？」
雅「！」
潤「時は『暗黒の時代』・・・」
和「つまり、国の一部の人間だけが持っていた？」
翔「うん。少なくとも国民に行き渡ってはいなかっただろうねえ。
これならたった1台しか残ってないのも説明できるしい・・・」
あ「櫻井、その話し方気に入ったのか？うっとうしいからやめろ」
翔「ちぇー」
和「翔さんの仮説で行くと、ロレックを持てた人間の候補に入るのは・・・」
潤「総理大臣、保安隊長官、その他もろもろの古参官僚くらいか」
あ「国会議員は無いな。一部の富裕層のみしか投票しなかった選挙ではあるが、
一応選挙はしていたんだ。4年や6年でいなくなるかもしれない奴には渡せまい」
翔「うん、国民に存在がバレないようにしていたはずだからね」
雅「あの、もう1つ・・・」
あ「なんだ」
雅「当時の・・・能力者たちも持っていたと思います」
潤「能力者!? 暗黒の時代だから・・・5人ないし6人」
雅「はい。そしておそらく、それは特別者収容学校在籍時代のみかと」
和「・・・学生時代？馬鹿な」
雅「でも、これがそう言ってるんです」
翔「これって・・・ロレック？どういう意味？」
雅「資料をちゃんと読んでください。ロレックはこれまで4台確認されています。
起動するのはここに保管されている1台だけですが・・・。
その4台はどこで発見されていますか？」
あ「どこって、どこだ？」
和「えーっと・・・都立光が丘高校!?」
あ「マジか!?そこって・・・」
翔「旧国立能力者養成学園そして・・・特別者収容学校」
潤「ちょっと待て！確かに能力者たちはロレックを持っていたかもしれない、でも！
どうしてそれがその学校に残されたままなんだ!?
能力者たちに引き継がれていたとして、絶滅過程で国に回収されるんじゃないのか!?」
あ「見つかったのは4台・・・だがまだ1台か2台が眠っているかもしれない」
潤「え？」
あ「もしもそれが・・・最後の能力者たちからのメッセージだったら？」
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出雲(プロフ) - いえいえ大丈夫です！返信ありがとうございます！模試頑張ってください！p(^_^)q (2014年5月24日 22時) (
レス) id: cce7abdbbb (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ(プロフ) - 出雲さん» いっぱいコメントくれてたのに、返信できなくてごめんなさいでした！実は月曜も模試があるんですよねー・・・（遠い目） (2014年5月24日 9時) (レス) id: f44efc7571 (このIDを非表示/違反報告)
出雲(プロフ) - ↓したの絵文字が文字化けしちゃいました！すみません(^^;; (2014年5月23日 17時) (レス) id: cce7abdbbb (このIDを非表示/違反報告)
出雲(プロフ) - こんにちは！出雲です！小説更新嬉しいです！待ってました！（≧∇≦）勉強とかあって大変だと思いますが、頑張ってください！応援しています！*\(^o^)/* (2014年5月23日 17時) (レス) id: cce7abdbbb (このIDを非表示/違反報告)
出雲(プロフ) - ちょこさんの能力シリーズ大好きなんです(^^)更新も楽しみにしてますね！(*^^*) (2014年5月12日 23時) (レス) id: cce7abdbbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこ | 作成日時：2014年3月15日 15時
