二人のひみつごと ページ39
蒼「あっ!!帰ってきた!!」
さおり「何処行ってたのさ〜」
LOVE「探したんだからね!!」
深瀬「ごめんごめん、迷っててさ」
海を見たことは
二人だけの秘密にしよう
って約束をして帰ってきた私達は
案外とすぐにもとの場所に
戻ってくることができた
なか「…A、擦りむいてる」
A「あっ、さっき転んだんだよ」
なか「菌が入ったら大変だよ、
すぐ洗いにいこう」
ぐいっ
なかじんにしては強い力で
腕を掴み、引っ張っていく
引っ張られながら
さとしの方を振り返ると
蒼になにか 言われているみたいだった
・
・
A「いっっ…たいぃ〜っ」
部屋に入るとなかじんが
タオルをぬ らしてきて
傷口に宛がうように拭く
なか「我慢して、」
A「んん〜っ」
ほんとに痛い、尋常じゃない
なか「少し腫れてるっぽい
菌が入ったのかな…」
絆創膏でも貼っとけば
なおるような傷なのに
ほんとに心配症だなと
眉を下げているなかじんの頭を
わしゃわしゃと撫でた
A「もう、大丈夫だからっ
お風呂入ってくるね」
と、着替えをもって
脱衣所に向かった
・
・
蒼「もう!!何処に行ってたのよ!!」
さっきから ずっとこれを聞いてくる蒼
部屋に戻っても尚 聞き続けるもんだから
なんだか、疲れてしまった
深瀬「だからぁ、迷ってたんだって」
蒼「あんな時間 ずっと!?」
おかしいもんっ!!って
疑って信じてくれない
まぁ、確かに
ただ迷ってた訳じゃないんだけどさ
ちょうど、Aと海が見たいと思っていた
それに久しぶりにAと喋った気がする
俺は自分の左手を眺めてみた
もう手を繋ぐ事はないと思っていたから
今日の事が なんだか嬉しかった
蒼「なによなによ!!無視するの!?
さおりんとこ行ってくるっばかぁぁ!!」
深瀬「あっ、ちょっと…」
ーーバタンッ
と、閉めた扉から怒りが伝わってきた
深瀬「はぁ〜…」
俺はキングサイズの
でかいベッドに寝転がって
そのまま、眠りに落ちていった
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
40人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ことね - めっちゃ切ない...(´`)続き気になります! (2013年11月2日 9時) (レス) id: 11a94a2e6c (このIDを非表示/違反報告)
愛央(プロフ) - なかじん…切ないなぁ(涙 なかじん幸せになってね!! 更新大変だと思うけど頑張って! (2013年11月2日 1時) (レス) id: 016594985e (このIDを非表示/違反報告)
つばき - なぁーかぁーじぃーん!!!切ないなぁ…>_<…更新早くて嬉しい! (2013年10月29日 6時) (レス) id: 8f06f849b9 (このIDを非表示/違反報告)
きえ - なかじん、元気出して!蒼ちゃん、いい子だよ!笑 この時間の更新来ましたね!笑 ありがとうございます! (2013年10月29日 1時) (レス) id: 5eafe950d0 (このIDを非表示/違反報告)
hi-tyo - コメントありがとうございます!!更新頑張りますっ (2013年10月28日 19時) (レス) id: 206aa83904 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:hi-tyo | 作成日時:2013年10月21日 21時