叶わなくてもｰSEKAI NO OWARIｰ

バーベキュー ページ34

山につき、お腹が減ったので
バーベキューすることになった

バーベキューは、
どうせなら海が見渡せる
景色のいいとこ!!と女３人の我が儘で
少し山を登ったところでやることにした

車は進入禁止のため、荷物は
持っていくことになった

お肉や、お皿、紙コップなど
極力軽いものは私達が持つようにって
なかじんが仕切っていた

私はその軽いもののなかでも
少し重い お茶を運んだ

なか｢大丈夫？重くない？｣

登っているときなかじんが
声をかけてくれた

A｢大丈夫だよ、ありがとう｣

なかじんの方が重いものを
持っているくせに
この人はどんだけ優しいんだろう…

そう考えていると
だいぶ遅れている蒼が

｢Aーっパンツ見えてるよーっ｣

と、叫んでいた


A｢へっ!?｣

急いで隠すも、もう見られてたよ、ね？



蒼の横に居る
さとしを見てみるも
横を向いていて

やっぱり目線を合わせてくれないんだ

って、痛い胸を誤魔化すように


急いで山を登っていった

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