叶わなくてもｰSEKAI NO OWARIｰ

欲しいもの ページ15

蒼｢ついたぁ〜!!｣

なか｢ふぅ、｣

A｢運転お疲れさま｣

俺の好きな笑顔で言われて

なか｢あ、うん ありがと｣

と、俺も笑顔になってしまう

深瀬｢A、手。｣

なんとなく機嫌が悪い深瀬は
自分の左手を差し出し
早くしろ、と目が言っていた

A｢う、うん…｣

Aも自分の右手で
深瀬の左手を握った


蒼｢……｣

さおり｢(あーあ、見てらんない)
早く行こー？｣

なか｢うん。ほら行こう？｣

俺も蒼ちゃんの手を
握り 深瀬達の後に着いていった


･

･

･


蒼｢この服可愛い!!
ねぇ、慧!!どうかな？｣

と、服を自分に当てて
聞いてくる蒼

深瀬｢さぁ？いいんじゃない？
なかじんに聞いてみたら？｣

と言うと蒼はムッとして
なかじんにも聞いてた

さおりちゃんは
向こうの店でAと下着見てるから
なんか入りずらいし、

と、思ってたら
さおりちゃんが戻ってきた

深瀬｢あれ、Aは？｣

さおり｢あー、なんか見たいものが
あるみたいで一人で行っちゃったよ？｣

深瀬｢は？なんで一人で行かせたんだよ｣

なか｢Aは？｣

深瀬｢俺、一緒に居るわ｣

蒼｢あっ、さとしっ｣


ダッシュでAの行ったであろう
方向に走る



深瀬｢はぁはぁ、見つけた…｣


そこは、楽器が沢山売っていて…

深瀬｢なにしてんの？こんなとこで｣

肩に手をおいたら
予想以上にビックリされて

A｢ひゃ!!な、なんでいるの!!｣

深瀬｢なんでって、心配だからだろ？｣



深瀬｢で、こんなとこでなにしてんの？｣

って聞いたらAは
もごもごとどうしても
言いたくないようだった

深瀬｢理由によったら、
俺もいいやつ教えてやれるけど



俺のその言葉に
Aは目をキラキラさせて


A｢なかじんの誕生日に
ドラムのバチをプレゼントしたいの!!｣


って言われた


だからこそこそ一人で来たんだなって
すぐ察したけど


てか、バチとか
あんまよくわっかんね〜

そうやって思ってたら
店員さんがやって来て
色々教えてもらいながら
Aは一生懸命選んでた


その一生懸命バチを選んでる
Aの真剣な横顔にすげー見とれてた

いい感じ→←いつもなら、

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• 恋愛運: ★★★☆☆
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