最悪な再会。 ページ38
リリアside
Aのいる病院にマレウス、シルバー、セベクと共に見舞いに来た。
病室に入るが、A以外誰もいないようで、少し安心した。
先日、Aの母親、シルクが来たらしいからな。
わしはAの側に寄る。
リリア「…………ム、これは…?」
隣の棚に『Aへ』と書かれたメモがあった。
悪いと思いつつ開くと。
『Aへ、起きたら絶対連絡すること。学園とのことは、一緒に話すからな シルク』
マレウス「………シルクのものか」
リリア「そのようじゃな」
シルバーとセベクはAにより沿っていた。
セベク「………A、先輩」
ボソリとそう呟いても起きる気配はない。
シルバー「もう結構経っているのに、起きないのか………?」
シルバーがAの手を掴むがピクリともしない。
マレウス「………Aは、僕たちのせいでこうなった。責任はこっちにある。……お前たちも自分を責めすぎるな」
マレウスがそういうが、シルバーはともかくセベクも返事一つしない。
あんなに落ち込むのも無理ないか。
すると。
ガラッ
シルク「いっけね、忘れ物……って、…アンタら…………」
マレウス「シルク……」
シルバーとセベクは首を捻る。
シルクは顔をしかめ、わしらに詰め寄る。
シルク「何しに来た。Aに近寄るな、失せろ!!」
セベク「なっ、そんな言い方、無礼だぞ!!」
シルバーも怪訝そうに顔を歪める。
シルク「無礼はどっちだ!Aをこうなるまで追い詰めたクセによ!!」
そうシルクが怒鳴るとシルバーもセベクも言葉に詰まる。
マレウス「セベク、シルバー。彼女は僕の知り合いだ。そうカッカするな」
シルク「…………」
リリア「シルク。わしらはAの見舞いに来ただけじゃ。危害は加えるつもりなどない」
シルク「はぁ?信用出来るわけないだろうが!!私の娘をこんなことにして、マレウスもリリアも、何にも変わらないまま!!そんなやつらは信用出来ない!!出ていけ!!!!」
シルクはヒステリック状態でわしらは部屋から出た。
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輪切りナタデココ - しゃけさん» ありがとうございます!続編書いたのでよろしければどうぞ! (2021年1月2日 17時) (レス) id: 9ee03643ba (このIDを非表示/違反報告)
しゃけ - 初コメ失礼します!もう、、、好きです(唐突)泣きますねこれ、、、パソコンの前で一人突っ伏してます()今後も楽しみにしてます! (2021年1月2日 15時) (レス) id: 582fe3c907 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - 輪切りナタデココさん» アッ(さーせん)ウッス (2021年1月1日 22時) (レス) id: 023bb29577 (このIDを非表示/違反報告)
輪切りナタデココ - ゆゆゆさん» あらゆゆゆさん。コンパスの方はまだかしら?(見てくれてありがとうございます(土下座 (2021年1月1日 21時) (レス) id: 9ee03643ba (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - え、なt……ナタttデココさん!??(日本語大事)いや待ってあのう、(?)これずっと見てて(?)なんかもう夢主ちゃんの思いが辛すぎて(?)いや…え、あ大好きです(????????)泣いてます。悲しすぎて(話が)ありがとうございます(?) (2020年12月30日 1時) (レス) id: 023bb29577 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:輪切りナタデココ | 作成日時:2020年12月12日 19時