Verleden Overzicht Team 2 (ページ8)

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二つの名ページ8

あ「・・・総理大臣さんよぉ。さっきから何か顔赤いぞ？」

和「どうやら心拍と体温が通常より高くなってるようですね。激しい怒りでも覚えてるんですか？」

総「！」

潤「図星っぽいな、まあ分かるけど」

あ「何考えてたんだ？言ってみろよ」

翔「おもしろーい」

総「じゅ、銃をしまえと言っただろう！」

あ「答えを言ったらしまってやるって」

総「お、お前らの二つ名を思い出していただけだ！」

雅「二つ名？そんなのあるんだ」

和「世間で何て呼ばれてるのか気になりますね。僕の二つ名って何なんですか？」

総「『法理学者』二宮和也。そう呼んでいるようだ」

あ「ぴったりだな・・・私は？」

総「・・・『天災』本条A」

あ「・・・クレイジーはねぇだろ」

智「あるよ」

あ「久しぶりの台詞がそれかよお前」

潤「ちなみに俺は？」

総「・・・覚えていない」

潤「んだよ、つまんねーの」

翔「俺も気になるとこだけどー・・・ついたみたいだねぇ？」

7人の前には鋼らしきものでできた扉があった

総「歩きながら喋っていたので気づかなかっただろうが・・・

　ここは閣府中枢、議会の議長席の真下にあたる空洞の部分だ」

智「そういえば議長席って高いとこにあるよね」

あ「こんなもんあったのかよ・・・」

総「だが、この扉には鍵がない。開け方は私も知らないのだ」

智「・・・松潤、相葉ちゃん」

雅「はーい」

それぞれの態勢に入った2人を見て、総理大臣は叫んだ。

総「まさか、この鋼の扉を力で壊すつもりか!?そんなことできるわけ・・・」

・

・

松本の拳。相葉の蹴り。

その2つをほぼ一点に受けては、いかに鋼とて耐えられなかった。

中心が崩れた扉は、もはやバランスの問題で形を保てなかった。

総理は呆然とした状態で、頭のどこかで松本・相葉の二つ名を思い出していた

総「(思い出した・・・『戦闘機(クラッシャー)』松本潤・・・と

　『連射銃(スウィフト)』相葉雅紀・・・だったな・・・)