愛より恋よりお笑いで3 東京留学編

疲れた ページ21

「いやもうええっちゅうねん」

山・「「ありがとうございました」」

♪♪〜〜〜〜

「ふぅー」

山「いやぁ〜疲れたな」

「そうやな、ステージ数的に言えば２ステなんやけどなんやろうな？」

山「なれへん東京でやったからとちゃうか？」

「そんなもんなんかなぁ」

山「そんなもんやろ」

私たちは漫才が終わって舞台裏から広場に戻ってると私服に着替えたオズワルドの二人が

マネージャーに急かされながら走ってい急いでた

オズマネ「お二人とももうすでにタクシー来てますから」

「あれ？俊くんと畠中さん、もう仕事なん」

伊「はい、もう無限大の外にタクシー止まってるらしいので自分たち行きますね」

畠「お二人とも今日はお疲れさまでした、失礼します」

オズマネ「お二人とも早く!!」

山「お疲れさん」

「じゃあまたね」

マネージャーにキレられながら走って行った

そんな二人に手を振って自分たちの荷物が置いてあるところに向かうと机とか

皆でご飯を食べる所らへんに人だかりと声が聞こえて近づいた

「なに？この声誰が来てるん」

山「さぁ？でも無限大やから関東芸人さんが来たんとちゃう？」

「そっか、じゃあ私たち関係ないな」

山「せやな」

誰が人だかりになってるか気になったけど行った所でもしかしたら知らへん人かもしれへんから

離れようとしたときに人だかりから聞いたことがある声が聞こえた

？「Aちゃーん！山本！」

「えっ？なんか声聞こえんかったか？」

山「聞こえたな」

人だかりから声が聞こえたのは確かだったけど人だかりの声が大きすぎて誰が言っているのか

分からなかったけど今度はしっかり声の主が分かったし言った瞬間静かになって間の道が開いた

屋「Aちゃーん！山本久しぶりやな」

「や、屋敷さん！」

山「ホンマや！屋敷さんじゃないっすか」

屋敷さんは周りにいる若手芸人さんを振り切って私たちのところまできた

「お、お疲れ様です屋敷さん」

私があいさつをすると頭をぐしゃぐしゃに大きな両手で撫でてきたから大きな声を上げて手を取った

「うわぁーな、何するんですか！」

ぐしゃぐしゃになった髪の毛を整えてると手を叩いて笑いながら

屋「だから敬語はええやろって前に言ったやろって」

「私は色々ややこしいんですから」

口を少し膨らませながら屋敷さんをにらむと今度は優しく頭を撫でて話し始めた

屋「俺は別に気にせんからって」

山「あの〜俺がいること忘れてませんか」

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