・ ページ18
そっからまた次のステージまで大分時間があったから昼飯何にしようか迷ってたら誰かが走る音が
聞こえてだんだん近くなってきたと思ったら俺を呼ぶ声がして背中にずしっと重みが来た
「しゅーんくん！！」
急に抱きつかれて驚きと嬉しさと動揺が入り交じって訳分からんくなって悪態をつくと
抱きついたまま俺の顔を見て
「なに？私じゃ不満なわけぇ〜」
そう言ってニヤッと笑うと一瞬離れたかと思うと今度はおんぶ状態になってまるで子供のように僕の
背中の上でバタバタはしゃいだ
もしAさんを落とすようなことがあったら山本さんや他の芸人さんから何言われるか
分からないからAさんの細い足を掴んでおんぶしている状態になったが心配してしまうほどに
軽かった
伊「ほんとAさんが軽くてよかった」
僕がボソッと言った言葉に顔を近づけて目をキラキラさせながら言って内心
伊(距離が近すぎる、この人は人のパーソナルスペースを知ってるのか！！)
「せやろ！！良しそのまま飯に行くぞ！！」
伊「おんぶしたままかよ！」
「あ、確かにじゃあ降りるから離してくれへん？」
そこから一緒に昼ご飯に行くことになって腕を引っ張られた時こんな表現自分らしくないも無いし
今まで無縁だったからこそ恋をしているんだなってしっかり自分の心の中で感じた
(自分にもこんな感情があったんだ......昔から思ってたけど改めて思った
やっぱり好きだ、この人の事が心の底から大好きなんだ)
でもその後僕は嫌な物を見た
Aさんが僕の腕を引っ張って走って行った時に偶然ぶつかった人と笑いながら話している人の
顔を見たけどその人が僕が少し苦手な人だった
苦手というよりは東京よしもと直属の先輩だし嫌いではないむしろ尊敬しているし好きな部分も
沢山ある、でもこの時の顔はあんまり好きではないのは事実なわけで
その人の顔をAさんが気づいているのか気づいていないのか分からなかったけど
ずっと話続けていてAさんから肩を回され何か話して
？「お二人ともめっちゃ仲ええんですね」
その人と目が合った時に上から鼻で笑われたような気がした
その言葉すらも今の僕にとってから思わずAさんの肩から抜けて腕をつかんで強引にでも
この場から離れたくて走り出した
まるで『お前にAさんの事考えて良いわけがねえだろ』と言われているような幻聴に襲われた
そんなこと言ってないけどそう聞こえてしまった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 98人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リンさん(プロフ) - まぽさん» ありがとうございます！！今後の展開楽しみにしててくださいね！ (2月17日 20時) (
レス) @page49 id: d611d0aab1 (このIDを非表示/違反報告)
リンさん(プロフ) - Darling_kuzuさん» ありがとうございます！今急いで続編を作っているので楽しみに待っていてください！！ (2月17日 20時) (レス) id: d611d0aab1 (このIDを非表示/違反報告)
Darling_kuzu(プロフ) - はじめまして。半年くらい前からずっと追って読ませてもらってます(^^)ここになって推し(森田さん)が出てきてふわあああ！てなりました！テンション上がってのコメントです^^;今後も楽しみにしながら応援してます♡ (2月13日 0時) (レス) @page49 id: e6d4c88728 (このIDを非表示/違反報告)
まぽ(プロフ) - はじめまして。屋敷さん好きなのでドキドキしながら読ませてもらってます！！今後の展開楽しみにしています！ (11月20日 18時) (レス) id: 443d342a55 (このIDを非表示/違反報告)
リンさん（作者） - カイナさん» 感想ありがとうございます！私もオズワルドにハマって書いた感じなのでそう言う風に言ってもらえて凄く嬉しいですこれからも頑張るの応援の方をよろしくお願いします (2023年1月15日 13時) (レス) id: a2b8f9cbd3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：リンさん | 作成日時：2022年9月3日 20時
