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盛山さんの言葉に私は一瞬思考が止まる
「…え、？」
「ほんまやで！嘘ちゃうからな！」
「嶋佐さん、が？」
「俺が何って？」
良いのか悪いのかすごいタイミングで本人登場
さすがにこれには私も盛山さんも声が出ない
嶋佐さんは盛山さんにぺこりとお辞儀して
私の方へ向きを変える
やばい、何か喋らなきゃ…
「…えっと、」
「あ、俺今から打ち合わせ始まるし行くわな！」
「え！？ちょっと盛山さん！」
すごいスピードで楽屋から出ていき
私の嶋佐さん二人きりになる
「久しぶり」
「久しぶり、です」
「今日東京か」
「東京です」
二人きりになった瞬間意識しまくって
せっかく嶋佐さんと話せる機会なのに
ただのオウム返しになってしまってる
「会いたかった」
「私も会いたかった…え、？」
オウム返しを続けてたら
無意識のうちに恥ずかしいことを言ってしまった
じわじわと顔が熱くなっていくのが自分でも分かる
「盛山さんから全部聞いたんでしょ？」
「…は、はい」
「合ってた？」
確認するように聞かれて
私は小さく首を縦に振った
「あーよかった、これで俺の自意識過剰だったら
めちゃくちゃダサいよな」
「なんで分かったんですか？」
「Aちゃんめちゃくちゃ分かりやすいよ」
久しぶりに名前を呼ばれてそれだけで
口角が上がって動悸が激しくなる
「顔に出すぎ」
「うっ…だってそんなん」
「んで俺と付き合ってくれるの？」
「…え、え！？」
急展開過ぎて大きな声が出た
何を言い出すかと思えば
まさかの向こうからの交際申し込み
「嶋佐さんは私のこと好きなんですか、？」
「うん、好き」
「す、好き！？」
あまりにも顔色一つ変えずに言うから
ほんまなんか怪しいな…
「…ほんまですか？」
「好きじゃなかったら周りにいちいち言わないし
鬱陶しかったら知らん振りするよ俺は」
分かりやすい自分に感謝すべきなのか
とにかく私の好きな人は私のことが好きだったのだ
それだけで十分嬉しい
「私も好きです」
「知ってる」
「付き合ってください」
「こちらこそ」
相変わらずポーカーフェイスだったけど
少し顔が赤らんでいたのは気のせい？
-end-
大変お待たせしましたm(_ _)m
嶋佐さん出したら
見取り図さん絡ませたくなりました笑
リクエストありがとうございました！
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るうみ(プロフ) - ひきにくさん» 読んでくださりありがとうございます！！ちょうど今書いておりますのでもう少しお待ちくださいね(^^) (2021年7月15日 1時) (
レス) id: c9b7628ed8 (このIDを非表示/違反報告)
ひきにく - ありがとうございます。楽しみにお待ちしております。命懸けのお付き合い、読みました。素敵でした。 (2021年7月15日 1時) (レス) id: 5b926bea01 (このIDを非表示/違反報告)
るうみ(プロフ) - hicoさん» こんばんはhicoさん！そんな風に言ってもらえると嬉しくて軽率に舞い上がります笑 これからもゆずるさんのお話たくさん書かせてもらいます(^^)/ (2021年7月13日 2時) (レス) id: c9b7628ed8 (このIDを非表示/違反報告)
hico(プロフ) - こんばんはです(^ ^)最新のゆずるさんの話めっちゃ好きです、、、、尊い、、、 (2021年7月13日 2時) (レス) id: febdff73d6 (このIDを非表示/違反報告)
るうみ(プロフ) - ひきにくさん» 初めまして！リクエストありがとうございます！今こちらは下書きの時点で全ての話埋めてしまってるので移行した際にすぐに書かせてもらいます！少しお時間頂きますのでお待ちくださいm(_ _)m (2021年7月13日 1時) (レス) id: c9b7628ed8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るうみ
| 作成日時：2021年5月30日 21時
