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やっぱりというか、想像以上というか
生の本人たちの美形具合が断然写真以上だし、視線が自然に上に上がってしまうくらい平均身長が高い…
なんていうか、もう人形、すごいルックスのグループ…
(まぁ、、僕たちがデビューした時はコンセプト的にもだいぶヤンチャだったからその差もあるよな…)
うちのグループは垢抜け具合が半端ないしヒョンたちやグクだって色気を兼ね備えてるけど、この子達もあと数年したらもっと大変なことになるんだろうな…
なんて呑気に考えてる僕と困惑した表情の5人
「実は、PDからも聞いてると思うけど僕がTXTの楽曲に携わることになって、それで」
「え！？芸名先輩が僕たちの曲を…！？」
食い気味にをあげたのが、たしかヒュニン
「あれ？PDから聞いてない？」
「初耳です！！そんな大事な事…！」
「さっきもPDとあったのにそんな素振り一切なかったです…！！」
「さっきから情報が多すぎて、もう何が何だか…！！」
PD、まだ言ってなかったんだ
これってまだ極秘だったのかな？
でも特に口止めもされてないし、なんならうちのメンバー全員の前で話していたし…
「まぁ、そういうわけで今日はなんていうか、実際の声を聞いて制作のイメージを固めようと思ってきたんだ」
だからみんないつも通りによろしくね
そういって笑ったら、メンバーはまだ興奮が収まらない様子だったけど少し冷静さを取り戻したみたいだった
「改めて、僕はBTSの芸名ことA
みんなのデビューのお手伝いをします！
最高の出来にするから、楽しみにしててね」
「僕はリーダーのスビンです、
BTS先輩を本当に尊敬していて……
芸名先輩にプロデュースしていただけるの、本当にとても嬉しいです…！！
よろしくお願いします！」
スビンを筆頭に1人1人丁寧に自己紹介をしてくれた。
これが "後輩"
今までそんなに意識していなかったけど、僕たちの後輩、それがこんなにしっかりした子達で
僕たちがこの子達の兄貴分なんて、すごく光栄な事だなと嬉しくなった。
早くこの子達に
あの光り輝くステージ、
armyたちが僕たちに向けて灯す光の波のような最高の景色を早く見せてあげたい
最高の仲間と最高の空間を、早く体験させてあげたい
そう思った
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作者名：わいきき | 作成日時：2021年2月8日 13時
