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久しぶりに次男と四男の本気のお叱りを受けた。
怒りに震えた地鳴りのような声は、本当に大地を割りそう。
唯一幸いだったことは裏ボスのホソギヒョンが説教ラインに入らなかったこと。まさに九死に一生、である。
「本当にすみませんでした」
「反省しろ」
「次はねえからな」
ヒョン2人は、リーダー、ヒョンという立場をしっかり理解してどっしり構えている。
だからいつもメンバーが道を踏み外したら兄としての威厳を最大限に放つのである。
「Aヒョン、皆に言えなくても、僕に内緒で教えてくれれば良かったのに」
「ごめんねグガ。敵を欺くにはまず味方から…」
「お前俺たちを敵って言いてえのか？」
「あ、いえ、これは物の例えで…」
「反省してねえな？」
「大変反省してます、すみません…」
どんどん小さくなる僕を見かねたマネヒョンが「その辺にしておいてやれ」と助け舟を出した。
「診断結果から、2週間は安静にしろと。
幸い、曲を披露するのは今回までだから良かったものの、これからはしばらく松葉杖で収録に参加してもらう。
armyにも心配かけると思うから情報は公開するぞ」
「マネヒョン、何から何まですみません…」
しゅんっとする俺に「もうするなよ〜」と頭を撫でたマネヒョンに安心するけど、こんな大事になるなんて。armyにもメンバーにも本当に申し訳ない。
「ってことで、はい！A！」
「え？なんですかジミニヒョ…、いやなんですかこれ」
「罰としてしばらくこのパネルをつけて」
僕の首にかけられたのは「大変反省しています」とデカデカと書かれたパネル
「え」
「僕たちにめちゃくちゃ心配かけておいて罰がないなんて甘いでしょ？しっかり反省して」
「ヤー、これは傑作」
そう言って窓を拭くジニヒョン。
「うわぁ、本当にイヤ…」
「嫌じゃなきゃ罰じゃないでしょ？」
ジニヒョンは笑いながら僕の頭を撫でた。
ウリ長兄は、次男〜四男の説教ラインには入らない。
説教ラインにしごかれた弟たちを陽気な笑い声でいつも慰めてくれる。
メンバーに迷惑をかけたこともarmy達に心配をかけることも、大役を終えて疲れている弟分を振り回してしまったことも、めちゃくちゃ怒られたことも、実はすごく落ち込んでる。軽率な自分を責めて責めて、心が苦しい。
だから、長兄の優しさで救われてる。
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@bts_twt
隠れ問題児、猛反省中
【画像】
#芸名 #JIN
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…やっぱりこの罰はあまりにも屈辱的。
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作者名：わいきき | 作成日時：2021年2月8日 13時
