3 ページ5
楽曲のイメージを練るのに当たって、TXTの個人資料や彼らのボイストレーナーからレッスン動画をもらった。
「わ…全員…イケメン…」
話には聞いていたけれどルックスはもちろん、顔面偏差値も高く資料だけでちょっと引いてしまった…
書類上でこんなに圧倒されるんだから、実際に会ったらどうなってしまうんだろう…
今日は午前の仕事のあと、午後からはフリーだったので作業室にこもる予定。
ちゃっかり他のマンネラインも一緒に僕の作業室にこもろうとしてきて困ってたらジンヒョンとホソギヒョンが連れて行ってくれた。
「ヒョ〜ン………………」とひきづられるようにして出ていくジョングクにくすっと笑っていたらジニヒョンに「夕飯できたらカトクするから通知きらないでね」ってウインクをされたんだけど、イケメンは何をしても絵になる。
「さて、頑張ろう！」
---------
あれから3時間
5人分のボイスデータを何度も聞き返して、音域や特徴は掴んできた。
あとは、実際の声を聞いておきたいなと思い、TXTのレッスンスケジュール表を確認したら丁度あと20分後にボーカルレッスンの時間だったので、休憩も兼ねて席をたった。
向かったのはTXTのレッスン室。
過去にお世話になったトレーナーに挨拶を交わし、レッスン見学の許可を取ると雑談しながらメンバー待った。
ガラッと音をたてて会いた扉とともに入ってきたメンバーのヨンジュンは僕と目を合わせると扉を持ったまま静止した。
「いたっ！ヨンジュニヒョン！急に止まんないでくださいよ！」
「ヒョン、どうしました？中、入らないんですか？」
そんな声が聞こえてくるがヨンジュンは「…………え？え？」と言ったまま一向にその場から動かない
そしてそのままキョロキョロ周りを確認し始めた
その様子についつい笑いながら
「ここで間違ってないよ、急にお邪魔してごめんね」
そういうと、まだ驚いた様子のヨンジュンを筆頭にメンバーが入ってきた
「えっ！？芸名先輩！？」
「どうしてここに！？」
他のメンバーもレッスン室に入るなら驚きの声をあげていて、ちょっとしたサプライズ成功な気持ちに浸ってしまった
「今日は急遽Aくんが見学することになった、お前らいつも以上に気合い入れてやれよ」
「はじめまして、防弾少年団の芸名です！
急にごめんね、僕のことは気にせずいつも通りにレッスンしてください」
そういうと、やっぱりメンバーたちは困惑してた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 354人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：わいきき | 作成日時：2021年2月8日 13時
