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昨日はBTSとしての仕事の朝の情報番組生出演とラジオ出演も、ストリーミング枠の番組のゲスト出演も問題なく終わらせた。
流石にカツカツのスケジュールでせっかくの日本なのに外食をする暇もなく、サブマネとホテルで簡単な食事を済ませたけど、それでも久しぶりの本場の日本食にほっとした。
後でうるさくなりそうだからジニヒョンへの報告も兼ねてグループに食事の写真を投げたら、メンバーから一気に弾幕カトクが来たのでスマホをそっ閉じした。
こういう時、メンバーの愛情深さを感じるけど全部に返信していたら逆に疲れて仕事どころじゃなくなるしね。
今日はこれから夜の音楽番組のスペシャルに出演予定で、それ以降はもうホテルに帰るだけだけど終わりが23時らしいしやっぱり今日も外食出来なさそう。
せっかくだからリハ終わりにセルカを撮って、
「これから出演予定、見てね」
とTwitterにあげたら日本人armyからいつも以上にコメントがきて改めて頑張ろうと思った。
あとやっぱりメンバーたちからも大量にカトクがきた。
「そういえば、今日TXTも出演予定ですよ」
「あ、日本デビューで来日してるんでしたっけ?今日一緒だったんですね」
「さっき向こうのマネージャーさんから連絡がきて、メンバーが挨拶に来たがってたみたいなんですけどこっちとタイミング合わないたいで会場で直接挨拶させてくださいって。」
「流石に向こうも忙しいですもんね、全然気にしないでください」
「はは、向こうのマネージャーに言っておきますね。
あと2時間後には会場入りなので、メイクと衣装準備終わらせちゃいましょう」
「はーい」
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スタジオの日本人スタッフたちに挨拶しながら会場入りしたら、すでにTXTは揃っていて、僕に気づくと駆け寄って挨拶してくれた。
「アンニョン、韓国以外で共演するなんてなんだか不思議な感じだね」
「そうですね、僕たち来日して4日目なんですけどまだまだ慣れなくて」
スビニは眉を下げて苦笑いした。
「それに、日本人MOAのために日本語も勉強してきたんですけど、なかなかうまくいかなくて…」
「そう?
さっき告知ツイート見たけど、バッチリだったよ」
「ワァ!Aヒョンにそう言っていただけると嬉しいです!」
「スビニヒョンとヨンジュニヒョンは日本語に苦戦してますけど、俺とダブルマンネは日本語上手って通訳ヌナに褒められたんですよ!
『アー、日本のMOAのみなさん、こんにちは!』」
「本当だ、発音綺麗だね!」
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作者名:わいきき | 作成日時:2021年2月8日 13時