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「だって、毎日あんなに騒がしかったからw
ジミナなんてホソガに『また一緒に住みましょう』って本気で言ってたし」
「ホソギヒョンにフられて、僕のとこきましたからね。僕は都合のいい存在じゃないって言っちゃいましたもんw」
「でも、こうやって思い返して笑えるくらいがちょうどいいなって思える時もあるよ。
なんだかんだしょっちゅう誰かの家で集まってるし、Aなんて、メンバー全員に合鍵渡してるし」
「この前夜中に帰宅したらジョングガがベッドで爆睡しててめちゃくちゃビビりましたもんw」
「いつもじゃんw」
「でも、やっぱりどうしても宿舎にいた時が恋しくなるよ。でももう戻れないからさ。
だから、みんなも宿舎暮らしを楽しんで。
後から思い返した僕たちみたいにめちゃくちゃ笑っちゃうくらい!」
そう言って笑う先輩はすごく綺麗。
俺たち3人も笑顔でアイコンタクトをとって
「「「はい!」」」
急にコンコンコンコンと窓を叩かれた。
視線を移せば変装したジョングク先輩とジミン先輩。
俺達と目が合うなり店に入ってこようとしてたけど流石に周りに目立ち始めたから先輩達は慌てて会計して全員店から出た。
ソクジン先輩はジョングク先輩とジミン先輩に絡まれていて、テヒョナとスビニもついて行っていた。
俺はAヒョンの横に並ぶ。
「Aヒョン、今日ありがとうございました!
すごい楽しかったです」
「こちらこそ、すごく楽しかった!
ごめんね、うちのメンバーがもう少し大人しかったらゆっくりできたのに」
「はは、でも、先輩方が大人しかったらきっとさっきみたいな面白い話は聞けなかったかもなのでw」
「そうだねw」
先輩とお別れなのかと思ったら、寂しい気持ちになってきた。
もう少し一緒にいたいけど、先輩をここに留める術もない。
「あ、そういえばTXTのライブもMVも番組も結構観てるんだ。すごいかっこ良くてもうすっかりプロって感じ
会ったら伝えようと思ってたけど、他の話が強烈すぎてすっかり忘れてた」
「わ!本当ですか!?ありがとうございます!」
先輩が見てくれていたなんて…!
それでね、と続ける先輩
「全員かっこいいんだけど、パフォーマンスしてる時のヨンジュン、一番かっこいいよ。
ついつい目で追っちゃうくらい」
「え」
俺は思わず静止した。
何か言わなきゃと思ってたら
「ちょっとAヒョン!俺を置いて行ったランチは美味しかったですか?!」
Aヒョンはジョングク先輩に捕まった。
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作者名:わいきき | 作成日時:2021年2月8日 13時