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「それで、この前なんて僕が掃除したばっかりだったのにヒュニンもヒョンたちもすーーーーぐ散らかしたんですよ。」
「しかも散らかしたすぐ後に宿舎でTODOの撮影をするってきいて急いでクローゼットに物を押し込んだんですw」
「ボムギュなんてさらっと『宿舎はいつも綺麗ですよ』なんて嘘つくんで、こいつ何を言ってんだ？って顔で見ちゃだたんですけどばっちりカメラに抜かれてました」
「僕はヒョン達とヒュニンをクローゼットに押し込んでやろうかと思いましたよ」
美味しいご飯で話もすすんで、盛り上がる会話。
先輩方もすごい笑ってくれるし、俺たちもめちゃくちゃ楽しい。
「僕たちもあったよね、僕たちが食事作っても他6人が一切後片付けしてくれなくて2人でボイコットしたり」
「ありましたありましたw
あと、家にナムヒョンとユンギヒョンが掴み合いのマジ喧嘩して」
「え！？SUGA先輩とRM先輩が…！？」
「こわ………」
「ホソギヒョンとグガがせっかく畳んだ8人分の洗濯物を投げ合ってグチャグチャにしてるところに、ホソギヒョンがご帰宅して死ぬほどブチギレたってwww」
「マジでその話は傑作だよなwww」
「それで、どうなったんですか！？」
「ブチギレたホソガに2人で身を縮めながら一緒に謝りにいって仲直りしたんだよな確かww」
「だめだ、ヒョン達可愛すぎてめちゃくちゃ笑ってしまうww」
「wwww」
「クオズが餃子で3日間マジで会話しないで喧嘩してるのもあったよなww」
「あの時の宿舎、雰囲気自体が良くなくて本当困ったんですけど今思い出すとそれもめちゃくちゃ笑えますよねw
餃子で3日もガチ喧嘩www」
宿舎時代を思い返している先輩方はすごく楽しそうだし、俺たちも憧れの先輩たちの裏話にすげー笑った。
「先輩たちは、もう別々で住んでるじゃないですか。
なんていうか、宿舎に戻りたくなる時ってあるんですか？
僕たちは、遠征先のホテルの1人部屋をゲットするのに必死になるんですけど、でもいずれは僕たちも先輩たちみたいに宿舎を出る日が来るじゃないですか」
ヒーヒー言ってた先輩方が落ち着きを取り戻した頃合いで、テヒョナがきいた。
俺たち5人の間にプライベートなんかなくて、早く部屋が欲しいなんて思うけど先輩方の話を聞いてたら宿舎もまあ悪くはないなって。
テヒョナの質問に先輩方がお互いに顔を見合わせた
「まぁ、寂しいよね」
「寂しいですね」
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作者名：わいきき | 作成日時：2021年2月8日 13時
